On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2022-08-03 22:35:22
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両院議員総会が終わって、振り返ったら、新しい安倍さんの姿がありました



▼きょう8月3日水曜は、参院選が終わって、初の国会でした。
 初当選の参議院議員も、国会議事堂にやって来ました。

 6年前の夏、初当選だったぼくは、ほぼ何も意識しないで、自分で車を運転し議事堂の正門の前を通り、その門の中を横目で見て、『あぁ、こうやってメディアが集まってタレント議員を取材したりするんだったなぁ』と思いました。
 政治記者のときに見慣れた光景だった訳です。

 そのあと議員会館の所定の駐車場に車をとめて、歩いて国会議事堂に入りました。
 いくつかのテレビカメラが、こちらも狙っている気がしましたが、まったく無関心でした。

 夜、たまたま地上波のテレビ放送を視て、すこし笑いました。
 他の新人議員で、画面に出る人は必ず、所属と名前がテロップで出ているのに、ぼくだけはそのテロップが全くありません。なぜか顔を長く映しているのに、説明抜き、インタビューなしです。
 このブログに、「なぜ青山さんだけ名前が出ないのか」という書き込みがたくさん来ましたが、ぼくに聞かれても、もちろん分かりません。
 ただ結果的には、公共放送と称するNHKをはじめテレビ局が「青山繁晴という議員はこの世に居ないことにする」ことの始まりになった気もします。
 わはは。
 どうぞ、ご自由に。

▼今日はまず朝に、自由民主党の議員総会があり、そこから本会議に臨みました。
 本会議では、新議長の選出などがありました。
 千葉から初当選なさった爽やかな若手、臼井正一議員が声を掛けてこられて、「日本の尊厳と国益を護る会」 ( 護る会 ) に入会する意思をみずから表明なさいました。

 護る会は、参院選で落選なさったかたふたりと、引退なさったかたひとり、そして特別会員の安倍晋三内閣総理大臣を喪ったことで、衆参両院議員74人の陣容が70人になっていましたが、この臼井さんらの入会で72人になりました。
 明日にも、新しい名簿を公開します。
 
▼本会議のあと、政府開発援助 ( ODA ) 沖縄北方特別委員会、それに憲法審査会に出席し、議事堂から歩いて自由民主党本部へ向かいました。
 凄まじい暑さのなかを、じっと立って警戒してくれている警察官おひとりおひとりに、今日も感謝の言葉をかけながら、ゆっくり目に歩きました。
 鍛錬を再開し、いきなり下半身に強烈な負荷をかけたための筋肉痛が、まだわずかながら残っているのです。

 写真は党本部8階の、ホールです。
 ここの舞台に、岸田総裁をはじめ党の首脳陣が並び、両院議員総会が開かれました。
 それが終わり、他の議員とすこし談笑していると、元総理補佐官の木原稔・政調副会長が「青山さん、ちょっと後を見て」と話しかけてこられました。
 見ると、安倍晋三内閣総理大臣の新しい絵が、歴代総裁の最後尾に掲げられているのです。

 みなさん、お分かりでしょうか、写真の右端には、第一次安倍政権の時の安倍総理の肖像画です。
 そして左端には、ごく最近の安倍さんの姿です。
 このホールで言えば、複数の姿があるのは、安倍さんだけに見えました。

 ぼくは、周りに誰も居なくなるまで、眺めてから、階段を降り、国会議事堂へまた歩いて戻っていきました。
 きょう2度目の本会議です。

▼そのあとは、議事堂から議員会館の青山繁晴事務所に移り、佐渡金山をめぐる文化庁との議論、防衛予算をめぐる防衛省との議論、ウイグルなどにおける労働の人権侵害について経産省との議論、これらを次々に行いました。
 そして夕刻になり、ひとつ前のエントリーに記した、外交部会に参加し、ペロシ議長の訪台について台湾の「大使」や防衛省に問いました。

▼なんだか芯の疲れる日となりました。
 なぜでしょう。

 きょう一度目の本会議のとき、いや、その前に、議事堂の正門のなかの喧噪を見て、胸の奥に納得できないものがあったのです。
 国会議員はもっともっと厳格に選ばれて、少数の方がいいのではないでしょうか、特に参議院は。
 まさか自分のことを棚に上げて、そんなことを考えるのではありませぬ。
 ありませぬが、正直な実感です。

 自由に、空から眺められるようになった安倍さんなら、どう仰るでしょうか。






 
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