2022-09-26 18:14:13
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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【推敲しました】 明日の安倍晋三・元内閣総理大臣の国葬を前に
▼自由民主党の本部から、議員会館への道です。
右奥には、国会議事堂もあります。
日本の秋空が美しいです。
台風や雨災害のために犠牲となられた同胞、あるいは静岡市清水区の断水を含め苦しまれているかたがたに、こころからお見舞いを申しあげます。
災害対処にも、できることをやりつつ、空が遠く見えるような清澄の気配に、ふと、ただの一瞬だけではありますが、ほっとします。
▼党本部から議員会館や国会議事堂への移動は、議員車を使う議員が多く、わたしも公用で急ぐときをはじめ理由があるときは、使います。
しかしそうではないときは、歩きます。
健康のため ?
はい、そう見えるでしょうが、実は違います。
躯は鍛えています。
一般的な健康のためと言うより、おのれの心技体がほんらいの力を発揮できるように鍛えます。
では、何のために歩いているか。
警備の若い警察官に「いつも、ありがとう」と声を掛けたいからです。
警備の様子を写真で見せるのは、テロ対策上あまり良くないので、写真には入れていませんが、自由民主党本部と議員会館、国会議事堂の周りには、警察官が要所、要所に立たれています。
暑い日も、寒い日も、雨の時も、雪の時も立たれています。
感謝の声が掛かることを予測されていないのでしょう、ありがとうと申しあげても、気づかない警察官も多いです。
しかし、気づくと、ほんとうに嬉しそうな顔をなさいます。
明日の国葬には、信念を持って参列します。
沢山の警察官が警備されるでしょう。
地方の警察からもパトカーごと長駆、首都に来てくれている警察官を含め、多く集合なさっています。
独裁者の徴兵に反対するひとびとを殴打し、頭も腹も蹴り、拘束するロシアの警察官と大きく違って、黙々と任務をこなしてくれています。
国葬に参列するときにも、警備に当たられる同胞に、感謝を捧げたいと思います。
※ 以下、余談です。
「車を使わず、歩く? 自分の健康のためでしょ」というのも、ちいさな、問題の無い、ひとつの誤解ですね。
このブログには、日々、そうした誤解のコメントも届きます。
誤解・・・世に誤解は付きものです。問題ありません。
意図的に曲解するのとは、まったく違います。
あくまで問題はありませんが、ここ数日のちょっとした誤解に、念のため応えておきます。
▽善意の書き込みで、このエントリーにて「不断」と書いているのは誤字だと指摘されています。
いえ、誤字ではありませぬ。
普段、という字の方が当て字なのです。
もはや一般には「普段」の方が正しい字のようになっていますから、わたしも「普段」と記すこともありますし、「ふだん」と、あえて平仮名にすることも少なくないです。
ただ「不断」と書いて誤字、ではありませぬ。
▽同じく善意の書き込みで、「議員会館に一生懸命、行政官・官僚に来てもらって議論しているのは、質問が少ない穴埋めもあるのか ? 他の議員なら、票をもらっている団体や地元の陳情処理ぐらいだろうが、青山議員はそうではないから評価している」という趣旨 ( 実際の言葉とは違います ) のコメントをいただいています。
ありがたいと思いつつ、「質問が少ない」というのはちょっと違います。
参議院議員の1期6年で、36回、質問しています。
少ないとは言えませんし、この情報はこれまでも公開しています。 ( 2期目はまだ、国会が始まっていません。あったのは、参院選後の議席確定などの国会で、質問機会がある国会はまだ未召集です )
おそらくは、「同期議員のなかで、ただひとり、6年フルに予算委員を務めながら、当時の安倍総理にも頼まれてモリカケの真実を追究する質問を行ったあと、なかなか質問機会が無い」という趣旨を、わたしが明らかにしたための、ちいさな善意の誤解かなと思います。
このこと、実は日本の国会議員をめぐる現実にも、かかわっています。
まず、予算委員会以外の国会質問は、どれほど意義深い質疑が展開されても、そもそもメディアの取材がまったくありません。
たとえば経済産業委員会にテレビカメラらや記者が来ているのなら、それは大臣か副大臣か政務官か、あるいは質問する側の議員に何かスキャンダルのあるときです。
質疑の中身に関心を持つメディアはまず、ありません。
質疑の中身にスキャンダラスなことが絡んでいるのなら、がらりと話は変わります。
しかし地道な政策論議である場合は、もう一度言います、国と社会と国民にとってどれほど意義が深くても、無視されます。
あらかじめ、何の関心もオールドメディアに持たれていません。
そのために、国民・主権者のみなさんにも、あまり知られていません。
これに対して、予算委員会だけは、NHKの生中継が入るときがあります。
このために、誰に質問を割り振るか、その質問の時間は何分なのかについて、自由民主党の場合は派閥が大々的に介入します。
したがって、完全に無派閥のわたしには、質問機会が無くなるわけです。
NHK中継の入らない予算委の場合は、何度かの質問機会が、予算委でもありました。
しかしNHK中継の入る予算委での質問は、6年近くのあいだ上記のモリカケ、ただ一度でした。
NHK中継の入らない予算委での質疑は、予算委であっても、ほとんど主権者に伝わりません。それが、ネット時代の今でもありのままの現実です。
不断 ( 上記のようにほんらいの字を使いますね ) 、わたしは「質問機会が無い」とか、そうしたことに文句を基本的に言いません。
それは、わたしの人生観によります。
完全無派閥を選んでいるのは、自分自身なのです。
しかし1期の終わりが近くなり、一度だけ党首脳に苦情を申しました。すると、派閥から割り振られていた他の議員の質問時間の、ごく一部だけ、こちらに回ってきました。
これが実情ですから、誤解が生まれても無理はないのかも知れませんね。
現在、わたしは経済産業委員会、沖縄北方ODA特別委員会、いずれの委員会でも、理事です。
そうすると、他の委員に質問を振るのが仕事であり、予算委員会以外でも、質問の機会が減ります。
しかし、そうした理事の任務をきちんとこなしつつ、自然な、無理のない機会があれば、積極的に質問してきました。
日本の国会議員の活動は、ほんとうに、ほんとうに主権者に知られていません。
自由民主党の部会もそうですね。
だからこそ、主権者に、議員の活動をお知らせするのも、わたしの任務のひとつだと考えて、発信に努力しています。