On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2022-09-27 03:09:56
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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議員の実態


( 自由民主党本部で開かれた研修会にて。
 このなかから、本物の国会議員が生まれることを内心で祈りつつ、話しています )


( 経済産業委員会で質問しています。
 日本のオールドメディアは、こうした政策論議には無関心で、報道はおろか、取材すらありません。
 しかし、メディアのそうした在り方には左右されず、質疑は真剣勝負です。全般にそうです。わたしだけが真剣に質問しているのではありませぬ。
 野党議員からも、非常に良い質問が出ることがあります。予算委員会よりも、むしろこうした他の常任員会での質疑の方が、スキャンダル追及に終始せず真っ当な政策問答が行われることが多いです )

▼深更から未明にかけ、いつものように仕事をしていて、ふと、このエントリーの追記としてひとつ、主権者・国民のみなさんに話しておきたいことがあると思いました。

 他の議員に、陳情処理だけではなく国益のためにも議員会館の事務所で行政官・官僚と議論している人は居ます。
 多数派とは言えずとも、確実に居ます。

 一方で、ほぼ選挙対策と、本会議・委員会への出席しかしない議員も居ます。
 さらに、ほんとうに国会開会中の出席しかせず、現在のように閉会中は姿すらなく歳費だけは入る、たとえば著名人の議員も居ます。

▼特に、参議院議員の数は、絞るべきだと考えます。
 政治記者だった頃、そのあとの民間の専門家時代にもそう考えていましたが、国会の現場の奥の奥を議員として見続けて7年目、ことし7月10日の参院選からこの2か月半を生きて、やはり主権者のみなさんと一緒に考えたいです。
 たとえば、「あなたさまから、○○候補に投票なさったという書き込みをこのブログに頂きました。ご報告をありがとうございます。
 ただ・・・その候補が国会議員となられ、この閉会中に、国家と国民のために何をなさったか、ご本人に、もしもよろしければお聞きになってみてはと考えてしまいます」という、ありのままの問いかけです。

 会社に入った社員が、入社後2か月半、姿を見ることすら無くて給料は自動的に入る。こんなことが、国民生活にあるでしょうか。
 国会議員という仕事はほんらい、当選したらその日から、国家と国民のために仕事をする。誰も何も見ていなくても働きに働く。
 その当たり前のことが、自らの良心と志に任されているのが、議員という立場です。
 わたし自身を含め、厳しく、どこまでも厳しく自省と自戒の日々でなければならないと、あらためてこの暮夜、考えています。

※ 11月の独立講演会にお出でください。ほんとうの対話、隠されたことに踏み込むお話を、致しましょう。
  ここです。
  ダイレクトなら、これ  です。





 
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