On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2022-12-25 17:11:50
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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巨大な外国資本であるアマゾン、それによる出版妨害は今なお、続いています





▼「中国の感染爆発を日本に持ち込ませない」ということを記した、ひとつ前のエントリーの最後に、「夜想交叉路」をごく短く紹介しています。

 深更と未明に原稿を書き続け、書いては直し、直し、ようやくゲラ ( 仮印刷 ) になると、それも直し、直し、本の装丁のアイデアも考えに考え、本のデザイナーと何度も重ねて協議し、帯の文章も書き、遂にこれらもゲラになって出てくると、微細なところまで直しを入れ、そうやって今、本になっているのです。

▼これらの努力を無駄にするかのように、アマゾンは出鱈目な分類をして、読者を惑いに惑わせ、出版の妨害を重ねてきました。
 憤激した読者のみなさんの声により、ようやく『日本文学』に分類しました。

 ところがたった今、ふたたび、『歴史小説、時代小説』にも分類しています。
「夜想交叉路」は、歴史に題材をとる歴史小説でもありませんし、江戸時代を描いたような時代小説でもありません。
 この分類は、ふつうの小説を読もうとする読者に、「いやこれは歴史小説のファンでないと読まない本ですよ」、「あるいは時代小説好きでないと、読む本じゃないですよ」と嘘の仕掛けをして、とても手の込んだやり方によって依然として出版妨害を続けていると言わざるを得ません。

▼アマゾンが分類を、能力が低いとみられるAIに依存していることを利用して、意図的に妙な検索などを繰り返し、AIを混乱させ、青山繁晴という中国に厳しい国会議員・兼・作家に、ここでも妨害工作を仕掛けている可能性が、実際にあります。

 もちろん、わたしの想像だけで申しているのではまったくありませぬ。
 みなさん、こんなことに負けないように、できれば共に戦いたいとあらためて考えています。

「夜想交叉路」は、日本の街の書店で手に取ってください。モノとしての本の触感、ほどよい重さ、紙の色と質、そして文字の大きさまで徹底的に拘って造った本ですから。
 ネット書店が便利というかたは、リアルな書店のネット上の出店で試してみていただけませんか ?
 たとえば、ここです。

 なぜ推薦するか。その書店とまったく何のつきあいも、利害関係もありませぬ。
 編集者の話によると、年末年始の読書にも備えて、一気に530冊という膨大な在庫を揃えてくれたからです。
 そしてわずか2、3日の間に、いま見ると、488冊に減っています。
 どうやらこんな短期間に42人の読者もの増えた可能性があります。

 どんな本でも、読者がその1冊を求めるというのは、たいへんなことです。
 いつもそのように考えていますから、「夜想交叉路」を読むひとが増えると、わたしのすべての仕事について、勇気づけられます。
 なにより大切な、こころの元気をいただいています!
 ありがとう! みんな。

 メリー・クリスマス。



 
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