2023-07-01 20:01:49
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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大戦後の世界秩序が80年近くをかけて最終的に崩壊する、その跫音 ( あしおと ) を聴く
▼帝国海軍の興隆と滅亡、それをもたらしたものを深く考察することを、ふたたび少しづつ行っています。
写真は、かつて新潟の長岡に、山本五十六連合艦隊司令長官の生家を訪ねたときです。
▼おそらく講演のために新潟へ招かれたときに、足を伸ばしたのだったと思います。
武家であった生家は戦災で喪われ、復元とのことです。
しかし復元とは思えない自然なようすで、山本元帥の質実剛健な出自を語ってあまりある、まことに日本らしい佇まいでした。
▼にんげんのやることは、成功から得るものは少なく、失敗こそが財産です。
日本海軍の失敗は、わたしたちが共有する財産であり、蒼海にいまも響く慟哭に満ちた、悲痛な財産でもあります。
▼日本帝国の滅亡で第二次世界大戦が終わったあと、戦勝国が、日本を永遠に押し潰すことも含め世界秩序を勝者のの論理で築きました。
それは、西暦1989年のベルリンの壁の崩壊、90年の東西両ドイツのあっという間の統一、そして91年のソ連邦崩壊で大崩壊が始まったのですが、ウクライナ戦争とプリゴジンの乱でその崩壊の新段階、あるいは最終段階に入っています。
それを「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」の最新動画で考えています。
サムネイルは「ロシア滅亡」、ここです。
▼世界の崩壊にも多面的に向かい合い、祖国を甦らせるための水面下の交渉、そこから生じる機密情報を、対面で日本の主権者と共有するのが独立講演会 ( これ ) ですが、精緻な文字情報でそれを行うのが会員制レポートの東京コンフィデンシャル・レポート ( TCR ) です。
わたしは本職のひとつが物書きですから、文字を刻んでいくとき、もっとも正確にかつ広く世界を俯瞰できる感があります。
独立講演会は第1回のチャリティ開催から、すでに12年2か月を経ています。
しかし、東京コンフィデンシャル・レポート ( TCR ) はさらに、遙かに、歴史が長いです。
きのうの6月30日で、第1号レポートの配信から、満23年3か月になりました。
ぼくの立場はその間、三菱総合研究所の研究員、独立総合研究所の代表取締役社長・兼・首席研究員、そして参議院議員と変化しましたが、どんなに立場が変わっても倦まず弛まず ( うまずたゆまず ) 、会員の志に応える渾身の努力を続けています。
契約では、毎月4本から5本のレポートを不定期に配信するのですが、6月のようにLGBT法案騒動のように動きが烈しい月は、ぼく自身の当事者としての昼夜を問わない動きのすきまを苦心して縫って、書き上げ、推敲し尽くして仕上げ、7本を配信しました。
情報はここにあります。
会員外へは絶対に漏洩してはならない機密レポートです。
ただし、主見出しと小見出しは、無条件で公開しています。右を押してください。
できれば、ここでも連帯しましょう。