On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2023-09-02 20:55:01
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
Comments (0)

いざ、出陣


( 実は荷物の中に、さまざまに買い求めた殺虫剤を沢山、入れています )

▼これから、中東の航空会社の飛行機に乗り込みます。9月2日土曜の夜です。
 そしてまず、中東の乗り継ぎ国に入ります。ここまでは、あまり問題ないと思われます。

 かつてエジプトの飛行機の出力が上がらず、ラクダがあくびするのが見えるという信じがたいスーパー低空飛行でシナイ半島を越え、北アフリカに入ったこともありました。
 その機内はもちろん祈りの場と化していました。機長から「機体がどうしても上がらないけど、もう後戻りはできないし、降りるところも無い」という放送がありましたから。
 しかし、ぼくは腹を括っていました。
 おのれがごく落ち着いているので、戦地にみたび入っていることは伊達じゃないなぁなどと呑気に考えていました。

 つまり、中東までは問題ないなんてことは言えないのです。
 そして今回の行き先は北アフリカではなく、厳しさ、恐ろしさでは世界屈指のサブサハラ ( サハラ砂漠以南のアフリカ) です。
 そこに生き、害虫や経済苦境と闘いながら暮らす人々も、ぼくらとまったく同じ人間ですから、日本のODA ( 政府開発援助 ) がほんとうに役に立っているか、そしてODAは血税にも支えられていますから、日本の国益にも繋がっているか、それを行政府ではなく立法府からチェックに行く深い意義を、充分に感じています。

▼面白いもので、きのうの金曜の午後あたりから、自分の心身が急速に変化するのを、ありありと感じていました。
 こゝろと躰が自然に、新しい環境に備える準備に入っているのですね。
 体の芯が引き締まり、もうひとりのぼく、ふだんは眠っているぼくがグイと立ち上がってくるのが分かりました。

▼中東でトランジット ( 乗り継ぎ ) を経て、アフリカ大陸の深部へ入っていきます。
 わくわくです。

 機中だけで一泊二日の長駆ですから、原稿も書けるでしょう。
 ODAとアフリカ事情のおさらい勉強をしながら、原稿も書きぃの、音楽も聴きぃの、久しぶりに呑むかなぁ。高度一万メートルを超えると、お酒はほんとうにうまいです。
 酔いが早く回るということは、ぼくの場合、特にないです。どんなお酒も美味しくなります。ぐはは。

▼今回の荷物には、世界を回ってきたぼくにして、初めてのモノ、ちょい変わったものが入っているのです。
 さて、なんでしょう ?

 このクイズの答えを考えながら、「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」の最新分を視てください。
 2本あります。
 サブサハラ出張の準備に追われながら、正直、必死の思いで収録しました。ぼくの責務のひとつですから。

★まず、処理水をめぐって、次の新たな罠を中国が仕掛けているという警告です。
 この最新放送は第585回放送(これ)ですが、できれば、第146回放送(これ)も視てください。こんにちの問題をすでにそこで、分かりやすさを心がけて読み解いています。
 
★もう1本は、沢山の暗殺に関与してきたと世界から疑われているプーチン大統領が、ついにご自分の暗殺危機に直面しているという問題提起です。
 これです。

▼アフリカに行っている間も、出発を控えてぎりぎりに収録した分を、さらにアップしていきます。





 
  • 前の記事へ
  • 記事の一覧へ
  • 次の記事へ
  • ページのトップへ

 

コメントは原則非公開です。それをご理解のうえ、投稿してください

名前
タイトル
メールアドレス
コメント
認証入力
画像認証 CAPTCHA Image 画像変更

※入力欄はすべて必須です。
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。
※文字化け等の原因になりますので、顔文字の利用はお控えください。

もう一度、コメントがすべて「原則非公開」であることを確認され、投稿ボタンを押してください。

  • ページのトップへ