On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2023-09-07 12:33:44
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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【書き加えました】  こゝろが動かされ震える日々  その1 ( → 続きは「笑う火の鳥」というエントリー・タイトルに変えて9月11日からアップしています )



▼今は、現地 ( 南アフリカ ) 時間で9月7日木曜の午前5時35分、ザンビアから南アフリカへ移動しています。
 日程は、サブサハラ ( サハラ砂漠以南のアフリカ ) の烈しい日差しのなか、正直、非常に厳しく、驚くほどにタイトです。
 この日程にも、ふだんの温厚な様子をまったく失わない舞立・ODA調査団長 ( 参議院議員 ) に感嘆しています。
 冷静に努力し続ける参議院の事務方のおふたりにも、大したものだ、さすがは日本人と感心しています。

 ブログを書く時間もほとんど捻出できません。
 写真は、たとえば、日本の政府開発援助 ( ODA ) で沢山の患者が救われているザンビアの病院です。
 ぼくは、説明をしてくださる病院の幹部らだけではなく、ザンビアの人々と直接、話すように心がけています。



▼ぼくらのうしろの給水塔を見てください。
 ザンビア国旗と共に、日章旗が、ザンビアのみなさんの感謝を込めて描かれています。

▼ザンビアでは、こうした首都ルサカでの調査のあと、地方へ向かいました。
 そのザンビア南部地方で、凄まじい蚊の大群に襲われました。
 戦地を含め、世界のさまざまな厳しい現場を歩いてきましたが、ここまでの蚊の襲来は初めてです。
 ホテルの廊下も蚊が渦巻くように待ち構え、襲われつつ部屋に飛び込むと、その部屋が蚊でいっぱいです。
 サブサハラの蚊のうちハマダラ蚊に刺されると、マラリア感染の怖れがあり、マラリアは世界で今も年に40万人以上が死ぬ感染症です。
 多勢に無勢であっても、とにかく蚊とも戦うしかありません。

 こうしたなか、ぼくの部屋は、お湯も出ず、水風呂となりました。
 原稿執筆のために足りない睡眠の心身を、熱い朝風呂で叩き直すのだけが支えなので、相当な打撃ではあります。
 舞立団長と参議院の事務方のおふたり、つまり調査団のぼく以外の部屋は無事にお湯が出たそうで、よかったです。
 ぼくの部屋だけ出ないのは、ぼくの人徳がないからです。
 本気でそう思っています。
 またそういうメンタリティ、気持ちの持ち方でないと、世界の厳しいゲンバは歩けませぬ。

▼発信も、ぼくの責務のひとつです。
 サブサハラへ出発する前に、一生懸命に収録した「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」を視てください。ここです。
 みなさんの視聴時間がたいへんに短くて済む、ここも視てください。
 みなさんだけが支えです。

 ぼくはこうして海外に居ると、別のスイッチが自然に入っているので、まるで元気です。
 心配してくださるみなさん、ありがとう。大丈夫ですよ、うん。
 頭の中で新しい本の構想も、ポンと、浮かびました。
 いま抱えている新しい本の原稿が少なくとも、2冊分、あるのにね。
 ・・・知らないあいだに、10月発刊予定の新書の予約が始まったことを、出版社ではなく、みなさんからブログへ届いたコメントで知りました。びっくり。
 ただし、そこにあるタイトルはまだ全然、決まっていません。それをご承知のうえ、たとえばここを見てください。





 
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