On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2023-10-04 06:10:30
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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呆然とします

 10月2日にアップしたこのエントリーで、『東京コンフィデンシャル・レポート(TCR)の運営には一切、タッチしていません、なぜなら、独立総合研究所を7年まえに辞めて、創業者株も全株、無償で返上したからです』という趣旨を記しました。
 同じ趣旨を繰り返し、説明してきて、もう一体、何度目か分かりません。

 ところが、「そのエントリーを読んで異常に気がついたから、自分のメールアドレスにレポートを再送してください」という趣旨の長文の書き込みがありました。
 運営にタッチしていないのに、どうして、会員が配信先として登録されているメールアドレスがわたしに分かるのでしょうか。
 レポートを執筆するだけであって、配信にはタッチしていないのに、どうやって再送するのでしょうか。
 なぜ、運営している独立総合研究所に連絡されないのでしょう。独立総合研究所と契約をなさっているのですから、連絡先はお分かりになるのではないでしょうか。

 その書き込みをアップしたりしません。
 ただ、長文の書き込みの中に、以下のようなお言葉があります。

 2023-10-03 23:13:52に投稿

「いま、10月2日付のブログを見たところです。(2023/10/3/23:05)」

~このあと、長く、わたしには把握しようのない経緯とご事情が記され、こうあります~

「恐れ入りますが、●●●●(実名)の登録メールアドレスに1365号を再送頂けると幸甚です。急ぎません」

 文面からして、まったく悪意をお持ちで無いのが伝わります。
 丁寧に仰っています。きっと人柄も穏やかな、良いかたでしょう。

 一方で、「わたしはレポートのための情報を収集し、レポートを執筆することだけを、独立総合研究所から委託されているのであって、レポートの運営、配信には一切タッチしていません。タッチできません。申し訳ありませんが、配信の異常などは独立総合研究所の事務局に連絡していただけるでしょうか。なお、配信の異常は、独立総合研究所の配信作業になにか問題があるのでは無い、ということが会員のみなさんご自身の調査と、独立総合研究所の調べで分かっているようです」という趣旨がまったく無視されているのも、事実です。

 その結果、あなたさまの書き込みを克明に何度も読み直し、このエントリーを書き、そしてわたしから独立総合研究所に連絡し、このあと独立総合研究所とやり取りがあり、という時間を費やさざるを得ません。
 これもいつも申しあげているように、わたしにも、24時間きっかりしか、ありません。

 もはや絶望を感じます。
 決して絶望という言葉を使わないわたしが、絶望を感じます。

 どれほど誠を尽くして、どれほど繰り返し、伝えても同じ。
 ご本人のことしか、ご覧になっていませんね。

 たくさん思慮しました。
 そして、これが、わたしたちの日本社会の現状を示すひとつであることを、一緒に考えていただく必要があると考え、このエントリーを記しました。
 わたしは、悲しいです。




 
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