On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2023-12-12 17:39:38
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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明日12月13日水曜、久しぶりに、地上波の番組に参加する方向です



▼讀賣テレビの『ミヤネ屋』と、秘書さんが調整中です。
 13日午後の生放送に参加する見通しとのことです。
 13時55分の番組頭から、最短で15時20分まで、最長で15時45分前後までの参加になる予定だそうです。

 国会は閉会日です。
 しかし派閥パーティ事件で政界が大騒動になっている今、国会で何があるか分からないので、スタジオに出向くのではなく議員会館の青山繁晴事務所から中継になりそうだということです。

▼写真はそのパーティ券騒動があっても連日、進行する年末の税制改革の論議です。 ( 写真は前回の場面です )
 発言する議員が非常に多いので、いつもたいへん長時間の議論になります。
 自由民主党本部でいちばん広い部屋なのですが、議員と行政官 ( 官僚 ) で超満員、人いきれと熱気で、正直いくらか疲れますね。
 わたしは自由民主党・経済産業部会長代理として必ず、参加し、発言しています。

 中小零細企業を護るための新しい税制の導入を中心に、財務省や総務省といわば戦う場です。

▼きょうは「イノベーション拠点税制」という新しい制度を導入するために発言しました。
 これは何か。
 日本の近未来を間違いなく左右する『研究開発』の拠点を造るために、もしも日本国内でみずから研究開発して獲得した特許権など ( ちょっと難しく言うと知的財産権 ) から生まれた所得は、その所得を30%減らして計算し、その分、税金を減らす、新しい制度です。
( これも、ちょっとだけ難しい言い方だと、所得控除 )

 税収が減るわけですから、財務省は「ほんとうに、研究開発で生まれた所得かどうか分からないじゃないか」などと主張していました。
 それを克服して、制度創設が内定しました。
 経産省も、財務省との水面下交渉において、よく頑張りました。

▼また財務省が「イノベーションボックス税制」という分かりにくい呼び方をしていることについて次のように述べました。
「イノベーションボックス税制では、肝心の民間企業が何のことか分からない。
 イノベーションという言葉は、直訳すると、技術革新になりますが、実際のイノベーションは技術革新だけではなく新しい発想といった意味も含むので、イノベーションという言葉は使っていいでしょう。
 しかし、そこにボックスと付くと、英語圏ならざる日本では分からなくなります。
 研究開発の拠点を造ることが目的なんだから、イノベーション拠点税制という呼び方にすべきです。
 経産部会長代理としてのこの提案を、所管省庁である経産省はすでに納得して合意しています。財務省も受け容れるように」

▼このように財務省と議論する議員活動は、主権者のみなさんにほとんど知られていません。
 常に、戦いあるのみ、ウクライナやガザとは違って暴力の一切ない、しかし厳しく長い戦いあるのみです。



▼この「戦 TELLーALL BOOK」はもう6刷となりました。
 実は4刷から下掲の訂正を行っているという連絡が、版元の編集者からありました。
 編集者からの連絡内容をそのままアップします。

∇56ページの2行目
「もしも仁徳天皇が実在しなかったから」 ( 誤 ) →「もしも仁徳天皇が実在しなかったなら」 ( 正 )
∇61ページの7行目
「何の話か思われる」 ( 誤 ) →「何の話かと思われる」 ( 正 )

▼3刷までの「戦 TELLーALL BOOK」をお買い求めのかたがたに、深くお詫びします。

 編集者から、「異例の早さで重版を重ねたため、修正が4刷になってしまったことをお詫びいたします。また、3刷までの『戦 TELL-ALL BOOK』をお買い求めいただいた方にもお詫びいたします」というメールがありました。

▼この「戦 TELLーALL BOOK」において、自由民主党の総裁選への出馬宣言をおこなっています。
 できれば、最初からお読みいただき、その宣言がどこにあるか、なぜ決意・覚悟と宣言に至ったかを、日本の主人公である主権者のみなさんが、深く、ありのままに、理解してくださればと思います。

 野心や野望からの出馬宣言ではありませぬ。
 国会議員というのは、ほんらい、ひとのためにはおのれの人生を捧げる仕事です。
 そこからの宣言です。
 ここか、あるいはここから、それとも地元の書店で、手にしていただければと、祈るように願います。
「なんだ、政治家の書いた本か」と、置いてくれない書店員もいらっしゃいますが、最近は「戦 TELLーALL BOOK」も「夜想交叉路」も置いてくれる書店も少しづつ出てきたようです。
 12月22日に出る文庫本、咲音という日本女性のその後がわかる「わたしは灰猫 そして、灰猫とわたし」も置かれればいいなと、これも祈っています。










 
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