On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2023-12-14 02:02:25
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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「国会議員はすべてカネに汚く悪者」とあらかじめ決めている地上波の番組に参加するのは、正直、なかなか大変です  今夜はネット番組の「ABEMA Prime」の生放送に参加するのかも知れません  番組側が「未定」とのことです


( 自由民主党本部の9階、小ホール並みに広い部屋で開かれた「マルバツ」と呼ばれる議論の場です。
 たとえば中小零細企業を扶ける、税金面の支援制度が資料に並べられ、財務省が×、すなわち「認めない」という印を付けた制度があって、国会議員がこれを〇、すなわち「制度の創設」あるいは「制度の継続」に変更するよう求める・・・という議論です。
 こんな交渉も、主権者のみなさんに全くと言っていいほど、知られていません。

 ちなみに、ぼくのすぐ前は、護る会事務局長の高木啓代議士です。
 いつも中小零細企業のためにも的確な鋭い問題提起をなさいます。もちろん社交辞令などではありません。

 挙手をしている限り、いつかは平等に当たって、発言できます。
 3時間を超えてずっと挙手し続けて、ついに発言できたこともあります )

▼きのう参議院の本会議を終えて、国会議事堂の本館から、議員会館の青山繁晴事務所へ戻って、讀賣テレビの『ミヤネ屋』のスタジオと結んでの生放送に参加しました。

 生放送が終わって、思いがけず物凄い数の共感メッセージ、連帯コメントを、この地味なブログにいただいて、勇気づけられました。
 みなさんがこゝろを込めて書いてくださったメッセージですから、ひとつづつ、丁寧に読んでいきます。

『しかし、そのうち、ストレスフルなものがあるぞ』と考えながら読み進めていくと、ありました、たったおふたりですが。
 おひとりは「安倍派潰しという番組の陰謀に乗っかっていた」という趣旨 ( 言葉の通りではありませぬ ) で非難なさっています。
 いえ、そんな次元で話していません。
 もうおひとりは、ネット情報 ? なのか、わたしの知る実情とは全く違うことを、やや激烈な調子で主張され「安倍さんを褒めなかった」という趣旨 ( 言葉の通りではありませぬ ) で非難なさっています。
 いえ、事実関係が、深く違っていると思います。

▼この『ミヤネ屋』から突然の、予期せぬオファーが来る前に、テレビ朝日の『ABEMA Prime』というネット番組からオファーが来ていました。
 秘書さんによると、ほんとに来てもらうかどうか分からないけど時間を空けていて欲しい、ということだったそうです。
 参加すると、例によって、「自由民主党の国会議員は必ず悪者だから、つるし上げて当然」という雰囲気になります。
 別に番組をどうこうして欲しいのではありません。
 なぜなら、こうした番組だけのことじゃ全くないからです。
 テレビドラマでも映画でも何でも、政治家っていつもおんなじ顔、おんなじ服装で、おんなじ演技で、悪いことだけ考え、家で奥さんと仲良くご飯食べたりしないでいつも料亭で食べて悪い相談をしていますからね。
 このエントリーの写真のような場面は、絶対に、出てきません。

 そうやって、まさしく「政治不信」を来る日も来る日も主権者の潜在意識に入れつつ、「岸田総理は、ジミントウは、政治不信を招いている」と批判し、政治家の側も判で押したように「政治不信を招いて申し訳ない。適切に対応する」と空しい言葉を繰り返す。
 ほんとうは、とても奇怪な風景ですね。

『ABEMA Prime』は、秘書さんの最新の連絡でもなお、まだ番組で「調整中、検討中」だそうですが、一応、仮の見通しとして、きょう12月14日木曜の夜、21時から21時半の生放送だそうです。
 テーマは「自由民主党の政治とカネ」とのこと。

▼国会は昨日で終わりましたが、ぼくは変わらずに国会に出ます。
 地元をつくりませんから、地元に帰って選挙の事前運動をすることもなく、国会に出ます。

 きょう12月14日木曜の朝も、党本部へ入って、組織運動副本部長としての仕事をしてから、「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」の収録をおこなえる見通しです。
 そのあとすぐに公務に戻って、防衛省との議論などに臨み、さらに新しい重大な日程があります。
 それは、「憲法改正を速やかに実現する中堅・若手の会」の発足です。
 国会では、年齢に関係なく、当選回数の少ない議員は「中堅・若手」です。
 この会は、憲法改正のために新しい具体的な提案をします。
 それは会が終われば、報告します。

▼「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」の収録は、詰まりに詰まった公務日程に、秘書さんと連携し創意工夫を尽くしてスキマをつくり、命を削って収録しています。
 これもまた、「最近アップが無いのは、一体なぜなんだ」という趣旨で、無償の動画にもかかわらず追及なさるコメントが来ています。
 いえ、わたしたちは、できる限りの努力を尽くしています。毎日、毎週、尽くしています。主権者のみなさんに、すこしでも良質の情報を提供することを願って。

 わたしは自由民主党の総裁選に出ます。
 もっと重い、大きな岩よりも重い、責任をみずから担うために。
 同時に、毎夜、窓から見える夜空に向かってひとり、胸の裡 ( うち ) だけで、『この日本社会で国会議員でいることだけは、もはや、終えたいね。もともとは1期6年限りで去るつもりだったんだから』とつぶやき、しかし決して叫ばず、そして淡々と原稿を書き、朝になったら熱い風呂で全身に血をめぐらせて蘇り、国会が閉会していても国会に出て、総裁選へ進んでいく日々、その公務に謙虚に、大胆に、臨むのです。

▼総裁選に向けて、みんなで、しかし志に一致点のある日本人同士として戦略に秘を保って、独立講演会で話しましょう。
 新年の1月は、東京です。
 ここをご覧になるか、下掲のボタンを押してください。
 わたしは、あなたを、待っています。




 
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