2024-01-03 01:02:12
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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長年、連携してきた海上保安官が、被災地救援という尊い任務のなかで犠牲になられ、ほんとうは言葉もありません。御霊に尽きない思いを捧げつつ、管制機能の危機を考えざるを得ません
▼きのうの夕刻、事故当時の羽田空港では、家族の一員がちょうど任務に就いている最中でした。
事故を間近に目撃するとともに、事故で生じた新たな任務を、感情を抑えて遂行することに集中したようです。
しかし長時間、連絡は取れませんでした。
▼一部の方がご存じのように、わたしの専門分野のひとつは危機管理です。
世界の航空機事故のほんとうの原因を数多くの事例に見てきました。
滑走路上の事故は、案外に少なくありません。そのほぼすべてはヒューマン・エラー、人間のミスでした。
今回の事故も同じかのように早計に想像したりすることは、絶対に許されません。
すでに、業務上過失致死の疑いで捜査も始まっています。
だから軽々に事故原因を仮定したりは致しません。
そのうえで、同じようなヒューマン・エラーが繰り返されてきたのも事実ですから、今回の惨たる事故を機に、一過性の原因究明で終わらせずに、航空管制のあり方に深く踏み込むことは不可欠と、現時点で考えて、情報収集を含む対応に当たっています。
▼海上保安官のみなさんとは、日本社会の重要インフラストラクチャ ( 基盤的な施設 ) を洋上テロ攻撃から護るために、四半世紀を超えて、すなわち民間の専門家時代から長く連携しています。
映画なども通じて、海上保安官の使命感の深さ、および訓練と任務の厳しさが広く知られるようになりました。
映画は海難救助の現場を中心に描かれていますが、海上保安官の実際の任務はより広範囲です。
今回、事故に遭われた保安官のみなさんの任務も、そうした広く、尊い、仕事のひとつです。羽田空港は、その拠点のひとつとなっています。
日航機の乗員乗客のみなさんが、ひとりの犠牲を出すこと無く、救出されたのは、たいへんなことです。
一方で、海上保安官のかけがえのない命があっという間に奪われたのは、痛恨の極みです。
▼北陸を襲った地震の被害も深刻な現場が続々と明らかになっています。
ここでも、数多くの命が喪われることになってしまいました。
あらためて深い哀悼を捧げながら、同時進行で対応します。
▼自然災害にも、ヒューマン・エラーにも、対峙するのは人間です。
日本社会の中の人間力を、より高めるという根本的な仕事にも、取り組んでいきます。
事故を間近に目撃するとともに、事故で生じた新たな任務を、感情を抑えて遂行することに集中したようです。
しかし長時間、連絡は取れませんでした。
▼一部の方がご存じのように、わたしの専門分野のひとつは危機管理です。
世界の航空機事故のほんとうの原因を数多くの事例に見てきました。
滑走路上の事故は、案外に少なくありません。そのほぼすべてはヒューマン・エラー、人間のミスでした。
今回の事故も同じかのように早計に想像したりすることは、絶対に許されません。
すでに、業務上過失致死の疑いで捜査も始まっています。
だから軽々に事故原因を仮定したりは致しません。
そのうえで、同じようなヒューマン・エラーが繰り返されてきたのも事実ですから、今回の惨たる事故を機に、一過性の原因究明で終わらせずに、航空管制のあり方に深く踏み込むことは不可欠と、現時点で考えて、情報収集を含む対応に当たっています。
▼海上保安官のみなさんとは、日本社会の重要インフラストラクチャ ( 基盤的な施設 ) を洋上テロ攻撃から護るために、四半世紀を超えて、すなわち民間の専門家時代から長く連携しています。
映画なども通じて、海上保安官の使命感の深さ、および訓練と任務の厳しさが広く知られるようになりました。
映画は海難救助の現場を中心に描かれていますが、海上保安官の実際の任務はより広範囲です。
今回、事故に遭われた保安官のみなさんの任務も、そうした広く、尊い、仕事のひとつです。羽田空港は、その拠点のひとつとなっています。
日航機の乗員乗客のみなさんが、ひとりの犠牲を出すこと無く、救出されたのは、たいへんなことです。
一方で、海上保安官のかけがえのない命があっという間に奪われたのは、痛恨の極みです。
▼北陸を襲った地震の被害も深刻な現場が続々と明らかになっています。
ここでも、数多くの命が喪われることになってしまいました。
あらためて深い哀悼を捧げながら、同時進行で対応します。
▼自然災害にも、ヒューマン・エラーにも、対峙するのは人間です。
日本社会の中の人間力を、より高めるという根本的な仕事にも、取り組んでいきます。