On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2024-01-31 03:18:14
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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固く頑迷に閉ざされていた、入り口の扉が、半開きにはなりました



▼「政治 ( まつりごと ) 変革会議」の3回目の議論の場です。
 この新しい会議は、「派閥の全廃を入り口にして、日本のまつりごとがカネの問題をはじめ国民から乖離している現状を根本から変革する」という目標を追求しています。

 先週の金曜日です。
 通常国会の召集日でしたから、衆参両院とも、議員総会や本会議、委員会などが次々と開かれて、すきまの無い日程が立て込んでいました。そのなかでも、日程を調整できた議員はしっかり集まり、充実した自由な議論を行うことができました。
「政治 ( まつりごと ) 変革会議」はこのあと、水面下の交渉にも力点を置き、複数の現職閣僚、自由民主党の主要幹部に共感者、同調者を生んでいます。

▼自由民主党の6派、3グループのうち、安倍派、二階派、岸田派が解散したわけですが、「政治 ( まつりごと ) 変革会議」の行動が表でも、舞台裏でも、活発になったあと、森山派が解散し、茂木派も脱会者が相次ぎ、すくなくともこれまでと同じ派閥の姿を続けることがもはや不可能となっています。
 また谷垣グループを実質的に率いてきた中谷元・元防衛大臣は、みずから「政治 ( まつりごと ) 変革会議」に参加され、みんなと議論したうえで、谷垣グループ ( 有隣会 ) を解散なさいました。
 さらに有力議員から「派閥をすべて解散することが始まりだ」という公式発言も相次ぐようになりました。

▼派閥の全廃は、それが実質的に実現する日が来ても、それはまだ入り口です。スタートに過ぎません。
 そこから入って、まつりごとを国民・主権者に取り戻さねばなりません。
 したがって、現状は、入り口の扉が半開きにはなっている、という情況だと客観的に考えています。



▼議論のあとの記者会見の様子です。
「政治 ( まつりごと ) 変革会議」はさらなる行動を続けていきます。

▼主権者のみなさんへの的確な情報提供として、現状を深く、赤裸々に抉ろうと試みている新しい動画をゆうべ、ここにアップしています。
 自由民主党の抱える、旧態依然たる誤りを「派閥を守り、議席を喪い、亡国へ」と、ありのままに指摘しています。
「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」の第665回放送です。

 国会の開会でどっと公務日程が溢れ、収録のためのスキマ時間をつくるのは至難の業です。
 しかし、19歳の日本男児による真正面からの問いかけをどんと受け止めるのは、大切です。新しいショート動画も10本、収録しました。
 1本あたり、わずか20秒台、最大でも40秒台のこの収録が、実はいちばん苦悩します。
 ここに並んでいます。

★このショート動画は、新たに、インスタグラムにもアップするようになりました。

▼不肖わたしは、3本柱 ( 父系一系による皇位継承の安定、国土浸食の阻止、カウンター・インテリジェンス法体系の整備 ) のための護る会 ( 日本の尊厳と国益を護る会 ) の代表と同時進行で、この「政治 ( まつりごと ) 変革会議」の代表も務めています。






 
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