Home > 記事一覧 > わたしたち日本人の魂が、共に、目覚めるささやかなきっかけとなる時をすこしでも重ねていきたい 滋賀・近江八幡での講演もそう考えて臨みました そして総裁選もまた、その重大なひとつだと考えているのです
2024-02-24 09:28:29
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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わたしたち日本人の魂が、共に、目覚めるささやかなきっかけとなる時をすこしでも重ねていきたい 滋賀・近江八幡での講演もそう考えて臨みました そして総裁選もまた、その重大なひとつだと考えているのです
▼今、2月24日土曜の朝、東京駅にいます。新幹線の待合室です。 ( このエントリーを書き始めた時点です。このあと車内の原稿執筆を含めて集中しなければならないので、エントリーのアップはかなり先になるでしょう )
2月17日の土曜から24日の土曜まで、飛行機1回、新幹線6回です。
国会に平日、行きながらのことですから、多めかな。
秘書さんのひとりは「凄い日程ですよ」と言っていました。国会の義務の無かった、シンクタンクの社長時代には、はるかに頻繁に飛行機と新幹線に乗っていました。「ぼくの人生は機内と車内で過ぎていくね」と当時の清水麻未・社長秘書、つまり今の三浦麻未・公設第一秘書に言ったりしてました。
実際、食事も原稿執筆も、ほとんど機内と車内だったのです。
原稿を書くモバイルパソコンは、いち画面から情報をなるべく多く眼に入れたいので、いちばん小さな字に設定しています。ずっと揺れるなかですから、よく乱視にならないなぁと思いました。
▼さて、2月23日金曜の天長節 ( 今上陛下のご生誕の祝日 ) は、早めに東京を出ました。
滋賀県の近江八幡市で講演するまえに、日牟禮八幡宮 ( ひむれ はちまんぐう ) で正式参拝を致すためです。
日牟禮八幡宮は、近江八幡市の名の元になったお社とのことで、神社の関係者によれば実に1800年の歴史を持つそうです。
講演を聴かれる方々にも、参拝されているひとがいらっしゃるようで、内心でうれしく思いました。
▼今上陛下のご生誕を祝しつつの国歌斉唱となりました。
▼日牟禮八幡宮の岳 ( おか ) 一隆・宮司が、「報本反始」という敗戦後に忘れられた言葉を冠する講演会の意義について、冒頭の挨拶をなさいました。
▼もともとは地元選出の代議士、小寺 ( こてら ) 裕雄さんです。
滋賀県の小選挙区がひとつ減らされたために、比例近畿ブロックに移ることになっています。
ところが・・・滋賀の人口は減っていないのです。近年には「関西で唯ひとつの人口増加県」という報道もみられました。
それでなぜ、小選挙区が減らされるのか。
小寺代議士は「一票の格差を改善すると称する機械的な作業でそうされてしまった」と、講演前の控え室で仰いました。
わたしは講演に入ってから、「小寺代議士個人の問題ではなく、主権者からすると、地元の選挙区を奪われ、主権者が選出した議員を勝手に動かすということではないでしょうか。東京ばかり国会議員が増えて一体どうするのでしょう。これもまた、日本が主権を喪っていた時代に制定され、施行された憲法を一字一句変えないために起きている理不尽なことです」と述べました。
▼ちょっと驚くほど沢山の主権者が集まられました。
予定人数の倍を超えているそうです。
岳宮司と小寺議員によれば、このブログでささやかに告知してから、参加者が一気に増えたとのことです。
実は、講演の開催日が間近に迫ってから、秘書さんから「ブログで取りあげてほしいと連絡がありました」と聞きました。
しかし、このブログにさして影響力があるとは思えません。謙遜ではありませぬ。
みなさんの関心と志のおかげです。深く感謝します。
▼写真では分かりにくいですが、少年少女、若い人、女性もしっかり参加しておられました。
9歳から97歳までの主権者でした。
先日の独立講演会@京都は、11歳から95歳で、こゝろから感心したのですが、それをさらに上回ります。 ( ※ 3月の独立講演会@東京は、募集〆切が27日の午後1時です。ここです )
質問も、少女から国際政治を問う、鋭い質問がありました。
▼近江八幡商工会議所の尾賀康裕会頭に、無茶ぶりで、問いを投げかけています。
尾賀会頭は、突然にマイクを向けられたのに、良き答えをくださいました。
ほんらいは、こうやってみなさんの中に入り、対話しつつ話していくのが、ぼくの講演です。
▼遠く福岡からも参加してくださり、感謝と敬意を深めつつ、主権者に発信して情報を提供する意義と責任を、改めて実感しています。
無条件の発信のひとつ、「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」 ( ここです。数十秒で完結してしまうショートはここ ) は最新分を連続でアップし続けています。
東京で開催されたばかりの「日本ウクライナの経済復興推進会議」への深刻な疑問に答えているのは、これです。
NTT法の改正をめぐる、これも深刻な疑問に答えているのは、これです。
▼ネット上の主流とは違うことを述べると、たとえば「政府の言うことを鵜呑みにしている」といった、事実に反する書き込みが必ずやって来ます。
それはいいのです。
事実にはまったく反していますが、誰もが分かってくださるということがあり得ないのが、人の世です。
何でもネット時代のせいにするのは、間違っています。
ただ、おひとりだけですが、どうしても受容するわけにいかない書き込みがありました。
まったく関係の無い著名人の実名を挙げられ、わたしがその人を中傷しているという趣旨で苛烈に非難なさっています。
それはあなたさまの想像ですね。それでどうして人格否定のような書き込みまで、なさるのでしょう。
その著名人とわたしは、動画について、あるいは動画の収益について話したことが、ただの一度もありません。
なおかつ、「本人に言うべきを動画で言った」とこれも烈しく非難されていますが、はい、あなたさまが仰る人とは全く無関係のご本人たち ( 実際は複数 ) と直に話し、問い、議論したからこそ動画で述べたのです。
この書き込みをなさった方は、工作員などではありません。
ごくごく善意の方だと判断しています。
そこで撮影クルーのうち、ディレクター役のプロに確認してみました。
わたしたち ( 議員本人と公設秘書3人だけの秘書陣 ) には、撮影・編集・アップの時間がまったくありません。
そこで撮影・編集・アップをプロのクルーにお願いしています。 ( 動画のスポンサー料はすべて、このクルーに行きます。わたしは受け取りません )
確認したのは、「こういう著名人への中傷だという非難がブログに来ています。おひとりだけですが、念のため、客観的な眼で再確認してください」ということです。
丁寧で誠実なディレクターですから、実際に時間をかけて確認してくださいました。そもそも収録と編集とアップの際に、このクルーが、何か問題が無いか、再三にわたり確認してから、アップしているのですが、再々確認ということです。
回答はあえて原文のまま、ここに記します。
「やはり動画はまったく問題ありませんでした」、「お疲れ様です」、「一国民として、申し訳ない気持ちです」 ( 3つのメッセージをそのまま載せました。ブログに記すことは、ご本人の諒解済みです )
意見の違いはあってしかるべきです。
しかし想像だけで人格否定のようなことをなさるのはどうでしょう。コメントを書かれているうちに、自らエスカレートされていったのが分かる気がしました。
これは、やや、ネット時代の特徴かも知れません。
それでも、自らの言葉に突き動かされてエスカレーションが起きるのも、人の世の常です。
今は、2月25日の日曜の未明3時02分です。
ようやくこのエントリーをアップします。
そして、動画もブログも、不特定多数への発信はすべて休止し、講演会や会員制レポートをはじめ、名前や住所を登録されて、志を持って参加される発信の機会に限定したいと、心の底から、思っています。
現実には、そうしません。
上述のように、無条件の発信を、国会議員、すなわち主権者の代理としての責任だと考えているからです。
しかし、物事にはすべて、おのずから限界があります。
とっくにその限界を超えていますね。
消音にして付けているテレビの画面は、スピードスケートの世界選手権です。
スケートはやりません。
それでも、ゴールしたあと、脚に両手を置き、自然に任せて余韻の滑走をしている選手の姿が好きです。
力を尽くしきったあとの姿です。
無条件の発信については、あの姿になりたいなぁと、こゝろでは思ってしまいますね。できませんが。わはは。
ひとびとの世につれ、命につれ、重なっていく祈りや願いを受け止めてくださり、千八百年。
日牟禮八幡宮の素朴にして荘厳な佇まいです。
すべては赦されねばなりませぬ。