On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2024-03-08 00:49:21
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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ふとしこと、出口太 ( 前 ) 公設政策秘書は出身地の首長選に挑むと記者会見で公表しました


( 西暦2017年6月、那覇にて。三浦麻未公設第一秘書が撮影 )

【 以下は、公選法の禁じる事前運動にならないように、あえて不十分な情報を記している側面があります 】

▼きのう3月7日、九州のある地方で「9月1日の市長選挙 出口太氏が出馬表明」という報道がありました。
 出身地の市長になることが夢だったと、かねてから聞いていましたから、「時機が来れば、その市長選に送り出すよ」と約束していました。
 そして現職の市長さんが次の選挙には不出馬という宣言を市議会でなさり、その時機が来ました。

▼議員会館の青山繁晴事務所は、わたしの初当選以来、同じ公設秘書3人で来ました。
 国会議員の秘書さんは、一般に、出入りが激しいです。理由はさまざまでしょうが、辞める秘書さんが少なくないわけです。
 しかし、わたしたちの事務所は違いました。
 今回、ひとりを首長選に送り出して、後任が決まるまでは、たったふたりの公設秘書だけの体勢となります。
 政策秘書は資格が必要です。

▼議員会館の青山繁晴事務所の秘書さんは、ふつうの国会議員の事務所の秘書さんとかなり仕事の内容が違う面があります。

 わたしは完全無派閥で、個人のパーティも開かず、政治資金集めパーティとは一切、無縁です。
 したがって青山繁晴事務所の秘書さんはパーティ券を売るという苦しい仕事はありません。献金も受けませんから、献金集めもありません。後援会をつくらず、後援会長も置かず、団体支援もすべてお断りし、地元もつくりませんから、そうした対応もありません。

 その代わり、いかなる組織・企業にも頼らず党員を募集して、2年連続で党員数1位ですから、その膨大な業務があります。ただし、募集そのものはわたしが「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」で呼びかけるだけですから、業務は、申し込みをしてくださる主権者への対応です。この量が非常に多いです。
 また、わたしは専門分野が五分野あり、それ以外にも国益のためには幅広く、深く関与していきますから、日程が複雑に重なり合い、その調整・管理など、秘書さんは、とても多忙です。

 こうしたなかで、出口太・公設政策秘書は、わたしの大きな扶 ( たす ) けになってくれました。
 もとは人事院のキャリア官僚であり、そのあとは読売新聞政治部の参議院担当記者であり、政策の中身や政局の読みについて、わたしがセカンド・オピニオンを求めると、有益な意見を言ってくれました。

▼わたしは初当選のあと、政策秘書は公募しました。
 ほかに有力な応募者もいましたが、わたしは彼の行政官や政治記者の経験を評価し、採用を決めました。
 その判断は間違っていなかったと思います。

▼彼の出馬宣言に、地元の市会議員のおひとりが関心を持ってくださったようで、この市議のブログに書いてくださっています。
 きょう、公務の合間にたまたま見つけました。

「出口太氏 ( 49歳 ) は地元 ( 原文は地名 ) 出身で、新聞記者を経て国会議員秘書を7年半務めたそうです。
 ( 地元メディアの ) 取材に対しては、故郷の声を県や国に届け、子供からお年寄りまで元気で笑顔あふれるまちをつくりたい。市民の暮らしを守ると説明したそうです。3月7日に記者会見するそうです。3月7日時点で出口太氏に関するネットの情報は少ないですが、参議院議員の青山繁晴氏の投稿から幾つか抜粋です」と記されていて、わたしのこの個人ブログのエントリーがふたつ、紹介されています。

 それはわたしがかつて書いた文章ですから、ほぼ、そのまま下掲します。

「出口公設政策秘書は、前述のエントリーのために、膨大な公務の仕事の手をとめて、調べ尽くし、丁寧で正確な説明文を書き上げてくれました。
 彼は、美しい国境離島の○○に生まれ育ち、東京大学理科Ⅱ類 ( 農学部 ) に入りました。キャリア官僚として人事院に入省し、次に読売新聞の政治部記者となり、そしてぼくが初当選のときに政策秘書をオープンに公募すると、それに応募してきました。
 コネも何もありません。面接で初めて会いました。東大のぼくの教え子でもありません。
 初対面で、実務能力の高さを信じて、採用しました。
 出口秘書は、ランナーです。走ったあと、健康に寝て、まもなく起きてぼくの新しい指示メールを読んでくれるでしょう」

「派閥の全廃を掲げる、『政治 ( まつりごと ) 変革会議』の初会合が始まりました。
 この写真は、冒頭取材のために集まったメディアの側から、出口太 ( いでぐち・ふとし ) 公設政策秘書が撮ってくれました。この会合の写真はすべて、ふとし撮影です。○○の生んだ優れた政策通が、撮ってくれました」

▼公選法が候補者以外の者に禁じている事前運動とは、投票を呼びかけたり、直接的な、あからさまなものを指します。
 このエントリーに、そのようなものはありません。
 したがって、地名をわざわざ伏せたりする必要はないのでしょう。
 しかし、わたしは立法府に居ます。できるだけ慎重であるべきだと考えます。
 いずれ、地名を明かせる時が来るかも知れません。
 それでも、選挙の告示前と、告示後は、あくまでも峻別します。この地方首長選は、8月24日までは告示前です。

 みなさん、きょうの日は、出口太という日本男児の公設政策秘書からの祝福された卒業を、よろしければ一緒に祝ってやってください。彼の卒業は、去る2月29日付でした。
 ふとし、最後の勤務日まで貢献してくれて、ありがとう。





 
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