On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2024-04-09 22:08:07
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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国会には、主権者に知らされていない任務があります  深い憤りと悲痛苦を秘めつつ、すこしでもお伝えします





▼これらは何の写真と思われるでしょうか。
 武漢熱のパンデミックにずっと対峙してきた「感染研」、東京都新宿区の国立感染症研究所、国際社会では日本のNIID ( National Institute of Infectious Diseases ) として知られる感染研を、参議院の行政監視委員会で現地調査したときの写真です。
 許可を得てわたしが撮りました。

 

▼この写真は、参議院の事務当局が知らないあいだに撮ってくれました。
 パンデミックで世に知られた脇田隆字さん、感染研の所長 ( 医学博士 / ウイルス学者 ) に、米国のCDCとの違いや、感染研の近未来像などを問うています。

▼この調査を遂行した「行政監視委員会」は、衆議院にはありません。
 参議院がもっと国民の役に立つようにと、参院改革の一環として創られた委員会です。
 わたしがきのうの4月8日月曜に、国会議員となってちょうど50回目の質問をおこなったのも、この行監委です。



▼これは、緊急時の態勢をお尋ねしています。

 世界に潜むウイルスはすでに次のパンデミックを準備している、というのが危機管理上の常識です。
 パンデミックが世界と日本を再び襲えば、国民を護る中枢機能のひとつとなるのが、この感染研ですから、国会議員が現場を調べることには意義があります。

 しかしマスメディアはまったく取材しませんし、報道しませんから、主権者には知られることがありません。
 オールドメディアの代わりに、この地味なブログや「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」の動画で、主権者の負託によって国会が実際に何をしているかを伝えていくのも、わたしの責務のひとつだと、この7年9か月のあいだ、ずっと考えています。



▼感染研と同日に、もうひとつ現地調査をしたのが、まったく畑違いの「統計センター」です。
 政府系の独立行政法人である統計センターは、実は、政府の施策決定に深く関与しています。



▼たとえばここは、主権者のみなさんが毎月、付けてくださる家計簿を、アイスクリーム1個からすべて、政府の統計データに書き換えている現場です。
 家計簿を付けて政府に出してくださる主権者には、月に3千円の報酬があるとのことです。
 そのおひとりおひとりが、「もっと私たちの日々の暮らしを、安らかにして欲しい」という願いを、いかに深く胸に秘めておられるでしょうか。

 日本の行政は、諸国と比べても、もっとも誠実にこうした仕事を続けています。
 それを生かせないのは、まつりごと ( 政 ) のあまりに重大な責任です。

 わたしは、このふたつの現場を回りながら、現在のまつりごとが軸となる哲学と理念を欠き、指導力を喪って、安易な増税や国民負担増に傾いていることに、あらためて深い憤りと悲痛苦を、胸の奥で噛みしめていました。

 だからこそ、わたしは、かつて居たことの無いタイプの候補者として、総裁選に、すでに水面下で挑んでいるのですが、その責任の重さと、おのれ自身のさらなる血の努力の必然性を、痛みとともに感じました。

▼わたしが責務と考える主権者への情報提供、「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」 ( ここ / 数十秒で完結するショート動画はここ ) の最新放送のひとつは、ずばり、「大地震はもう、そこに居る」という動画です。
 そこに居ると言うだけではなく、では、どうするかを一緒に考えています。これです。

 元日の能登半島地震に続き、この4月だけでも、台湾、日本、地震が起きないはずのニューヨーク、そして宮崎で4月3、4、5、8日と毎日のように地震が連続して起きていることを考えれば、切迫の情況があらためて感じとれると思います。

▼このブログも、上記の動画も、まったく無条件で公開している情報です。
 一方で、水面下情報は、決して無条件公開はできません。
 ブログも動画も、確実に、外国の反日工作員がすべてチェックしているからです。チェックしているかも知れない、ではありませぬ。しています。

 そこで必要なのが、限定条件のもとで、志ある主権者が集まってくださる特別な場です。
 それはふたつです。
★精緻な文章で伝えるのが、東京コンフィデンシャル・レポート ( TCR ) です。ここです。
★対面して質問にお答えもする4時間半が、独立講演会です。総裁選がさらに近づく5月に、緊張感とともに東京で開く次回は、募集の〆切まであと1週間を切りつつあります。
 ここです。
 あるいはこのボタン  です。

 独立講演会にお見えになれる主権者も、お越しになれない主権者も、ジミントウが嫌いな人ほど、ぼくと同じく、党員になってください。
 議員会館の青山繁晴事務所から党員になられる主権者は、これまでに決して存在したことの無い、存在するはずのなかった党員です。
 すなわち、いかなる利権、いかなる既得権益、いかなるしがらみも無い、日本のまつりごとをど真ん中から一緒に変えるための新しい星群です。
 ここです。

▼明日の朝6時半から8時まで、ニッポン放送ラジオの生放送に参加します。
 午前5時台に、局へ向かいます。
 今夜も課題山積で、残念ながら仮眠もなく、みなさんへ話すことになるだろうナァと思いますが、なんとか声が出るように心がけます。
 ほんと、夕方の番組に戻ってくれないかなぁ・・・





 
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