2024-07-11 18:04:47
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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【追記しました】 北の青空の苫小牧、その現場に日本の新しい挑戦を見ました
▼CCSという新しい試みは、ご存じのかたが増えていると思います。
Carbon dioxide Capture and Storage の頭文字ですね。二酸化炭素をつかまえて地中に貯留する技術です。
民間の専門家時代ならとっくに、現場に入って調べているでしょうが、国会議員になると極めて不自由なので、これまで行っていませんでした。
今回、大学と大学院で海洋土木を学ばれた黄川田仁志代議士 ( 埼玉3区 ) から視察への参加要請があり、国会が閉会しているためにお受けすることができました。
国会議員は黄川田さんとわたしのふたり、経産省からも行政官 ( 経産官僚 ) が出て、北海道苫小牧市にあるCCSの実証施設と、そこに停泊中のCCS輸送実証船を見てきました。
▼きのう7月11日木曜の早朝6時に、都内の自宅を出発しました。
自宅から羽田空港に移動する時間、空港でフライトを待つ時間、羽田から千歳へ飛ぶ時間、千歳から苫小牧へ向かう時間、そのすべてに集中して、会員制レポートの東京コンフィデンシャル・レポート ( TCR ) の第1423号 ( タイトルと小見出しはここ ) を執筆し、CCSの実証施設に着くまでにすべて完了して、全会員への配信まで終わったのは、会員のために非常にうれしかったです。
いま、ノンフィクションの新刊『反回想 わたしと接したもうひとりの安倍総理』を9月初めに発刊するために、夜中は、その原稿が追い込みに入っていて、きのうも早朝までその原稿に集中していました。
【 ★ちなみに、その発刊は9月2日の予定でしたが、版元と編集者の要請で、9月5日に都心で先行発刊、9月7日に全国発刊に変更となりました 】
そのため、空港までの移動時間や、特に、機内の時間は爆睡してしまうところでしたが、新しい集中力を発揮して、東京コンフィデンシャル・レポート ( TCR ) の配信となったのは、ナマケモノのわたしとしては、まぁまぁ、よくやりましたね。
▼「レポートを出さなきゃ。志を持って会員になっているみなさんが待っている」というプレッシャーをいったんは解除できて、CCS実証施設のゲートをくぐれたために、今度は、CCS調査に集中できて、それも良かったです。
▼冒頭の写真は、CCSの輸送実証船の前です。
二酸化炭素を液化して、この実証施設に運んでくる特殊な、最新の船です。
背後に、専用のタンクが見えています。「LCo2」、すなわち液化二酸化炭素のロゴが大書されています。
▼船上の専用施設です。
数々の調査船、特殊船に乗ってきたわたしですが、この設備は初体験です。
▼この施設で、船の二酸化炭素を、地上へ移します。
先端に、梅雨のない北海道の青空の太陽が、ちょうど輝いています。
新しい光のようにも見えます。
▼ぼくが指差している方向に、圧力井 ( あつりょくせい ) があります。
そこから、二酸化炭素を海底地層の貯留場所へ、送るのです。
▼圧力井の内部の一部です。
ここから、海底とその地層へ、斜めにパイプが延びています。
▼そして、この海上施設の下の地層に、貯留層と、それから蓋になる粘土層があります。
黄川田さんとわたしは、専門性を持つ国会議員の責務として、技術的な課題を含め、施設側に厳しい質問を重ねました。
この施設の実証実験は、民間が、国の委託によっておこなっています。
施設側は終始、誠実に、ありのままに答えていただきました。
▼写真はすべて、施設側の許可をしっかり得て撮りました。
ぼくの撮影と、同行した川村香奈枝・公設第一秘書の撮影です。
▼かなり専門的な部分も含んでいますから、 「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」の動画でやるかどうかは、良く考えます。
課題を解決していけば、地上の二酸化炭素を減らす新技術であることは、間違いありません。日本がリーダーシップをとらねばなりません。
▼その「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」の最新分は、都知事選を終えて、その総括を行っています。
これです。
サムネイルは「偽の勝者、真の敗者」です。このサムネイルに、多岐にわたる考えを込めました。
二十歳の学生インターンがわたしに問い、わたしがありとあらゆる問いに数十秒で答えるショート動画は、これです。
▼このエントリーは、きのうの帰途に書き始めて、完成してアップできるのは、いま、7月12日金曜の午後遅くです。
依然、ブログを書く時間の確保に四苦八苦しています。
そのなかで東京コンフィデンシャル・レポート ( TCR ) は昨日の続編の第1424号を、先ほど配信できました。
配信ペースが速すぎて、「最新レポート一覧」にまだ反映されていません。まもなく、更新されると期待します。
ここです。