On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2024-07-14 11:25:19
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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【推敲しました】  変化ハ、アリ



▼護る会 ( 日本の尊厳と国益を護る会 ) は、上川陽子外務大臣に外務省でお会いし、日本の対中外交を根本的に、かつ包括的に見直して、中国による数々の不当な行為には、国際法に基づく対抗措置を執るよう求めました。



▼上川外相には、「建言」を手交しました。建言書は、このエントリーにあります。
 そのエントリーには、護る会を98人と記していますが、現在は100人です。すべて自由民主党の現職の衆参両院議員です。
 上川外相に提出した建言書は、100人となっています。

 この建言書はすでに、林芳正官房長官、齋藤健経産大臣らに手交しました。
 岸田総理におかれては「日程がとれない」ということでしたが、林官房長官から渡していただきました。

▼上川外相は、護る会が前回にお会いしたときには、行政官 ( 外務官僚 ) の用意した紙を読みあげられ、また、外務省から、「写真の撮影もSNSを通じた主権者への情報提供もできません」という通告がありました。
 これに対して、護る会の中から、強い不満も出ました。

 今回、上川外相は一度も、外務官僚の用意した紙に眼を落とされることなく、終始、護る会代表のわたしの眼を見て、話されました。
 冒頭の写真で上川外相がご覧になっているのは、護る会の建言書です。
 その建言書の内容を、わたしが説明している場面ですから。

 外相は、お話の内容も、「中国に対しても主張すべきは主張し、行動すべきは行動すると・・・これだけなら、従来、政府が言ってきたことと変わりありませんが、新しい対応が必要だとも考えています。中国には仰るとおり、不当な行動が続いており、それを変えるには新しい対応もなければならないと考えます」という趣旨 ( 文責・青山繁晴 ) であり、具体性はありませんが、いくばくかの変化がありました。

▼また外務省から、前回のような写真撮影の禁止や、公開の制限といった異常な通告は一切ありませんでした。

▼上川外相への建言書の手交と、外務省における議論は、4日前の7月10日水曜日に行いました。
 写真右は、護る会事務局長の高木啓代議士 ( 東京12区 ) 、左は、護る会事務局次長の石橋林太郎 ( 広島 / 比例中国ブロック ) 代議士です。

▼ブログはなかなかアップできませんが、「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」 ( ここ ) の収録は倦まず、弛まず続いています。
 最新放送の紹介は、これです。まさしく岸田政権の対中外交の誤りを指摘しています。

 中国が日本のEEZに勝手に置いたブイを、日本政府が例によって抗議するだけで撤去しないまま、実質的に放置しているために、中国が新たなブイを設置してしまいました。
 その場所について「今回は公海だから問題の追及が難しい」という趣旨で官房長官会見で日本政府の見解を示したのは、重大な間違いです。
 それを実証的に、お話ししています。

 二十歳の学生インターンが一生懸命に質問して、わたしがすべて数十秒で答えるショート動画は、これです。





 
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