On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2024-09-03 04:25:38
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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『日本がんじがらめ党』の総裁選【その3】  時間が無くても、主権者のみなさんにはお答えしておきます


( インドのご夫婦 ? が満面の笑みで、ぼくを見ます。ぼくが小さく手を振ると、大喜びをなさいました。
 インドの人たちは、日本人を大好きな人が多いです )

▼【 ブログへの書き込み 】

「青山議員にお尋ねします。
 新内閣が発足して直ちに滞りなく大臣の任務を遂行してもらうためにも、事前に伝えて心の準備をしておいてもらうのは、そんなに悪いことではないと思うのですが、いかがでしょうか」

「ポストをエサに釣るのはよくないですが、もし、総裁選前から具体的な組閣を考えてのことならば、むしろ好ましいのではないかと思います」

【 お答えします。簡潔であるのは許してください 】

 残念ながら、総裁選の実態はまるで違います。
 ほぼ同じポストを複数人に提示したり、高い志ではなく、とりあえず推薦人を確保しよう、相手の議員を都合よく利用しようという意図がありありです。

 わたし自身が3年前の総裁選で、ある候補から具体的な大臣ポスト名を挙げて、推薦人になるよう頼まれましたから、実態が良く分かりました。
 今回、わたし自身が候補者ですから、わたしはポストで釣る行為を受けません。しかし話を聴いた議員のなかから、3年前のわたしと同じようにポストで釣る行為を複数、直に聴いています。実態は変わっていません。

( なおわたしは3年前のその総裁選で、安倍さんからの要請を、おのれの利益不利益とはまったく無関係に受け容れて、どなたの推薦人になるかを決しました。この新刊『反回想 わたしの接したもうひとりの安倍総理』ですこし触れています。しかし発刊が偶然、実際、偶然に総裁選の直前となったことから、ずいぶんやわらげて書きました)

▼【 ブログへの書き込み 】

「これだからこそ、推薦人20人は絶対確保して下さい !  ここで推薦人が確保できなければ、青山さんの主張も、「護る会」も、3年連続会員 ( ※ 原文のママ 実際は党員 ) 数登録1位も、すべて意味を持ちません ! 」

【お答え】

 こうした考えには、恐縮至極ながら、賛成できません。
 わたしの主張も、護る会(日本の尊厳と国益を護る会) も、主権者が自由民主党を中から変える志で党員になってくださっているのも、すべて総裁選のためというのでは、総裁選が自己目的化している一部の候補者と同じではありませんか ?
 総裁選が目的ではなく、人間が良くなること、祖国が良くなること、国民生活が窮乏から救われることが目的なのです。
 また、これがダメなら全部ダメ、という考え方は、果たしてどうでしょうか。人間から希望をいちばん奪うのは、焦燥と短絡、ではないでしょうか。

【 ブログへの書き込み 】

「総裁候補ならば領空、領海侵犯に対してコメントを ‼️
 忙しいのは理解できますが、この問題の方が優先されるべきではありませんか ?」

【答え】

 すべてがそれぞれ同時に優先されるのが、まつりごと ( 政 ) の現実です。
 そして、このエントリーに記したとおり、総裁選のための膨大な人数の議員回り、公務を忘れないためのアフリカ、インドへの公務派遣、そのなかでようやく動画の収録時間を確保し、中国の振る舞いについても話します。
 すでに睡眠時間が無いのですが、もしもできましたら、24時間にオンして、5分でいいから、あなたさまがプレゼントしてくださいませんか ?

 それに、国会議員としてのわたしのいちばん主要な仕事は、コメントではありません。
 中国の不当な脅威に現場で実際に向かいあうことです、対処することです。
 これは通常、明らかにしません。日本の手の内です。






 
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