2024-09-03 03:07:28
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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『日本がんじがらめ党』の総裁選【その2】 息を呑むほどの裏切り
( ガンジス河の支流の水を綺麗にし、さらに肥料などを生成するプロジェクトの面々とご一緒に。
不肖わたしは真ん中より少し右の、ベージュのズボンです )
※ このエントリーで写真の謎かけをしましたら、びっくりするぐらい沢山の答えを頂きました。
「インドの人が誠実に働いていると感じた」、「手作業が主だなと、見た」・・・多様な答えはすべて、社交辞令でなく、本質を見ておられると思います。
そのうえで、わたしが感じていただきたかったことのひとつは、日本の世界最高の良さなのです。
日本の工事現場では、どなたもみな、いつでも手が動いています。わたしは多くの工事現場を世界で見てきましたが、そんな現場は日本だけです。
この総裁選は、日本の良さを駄目にすると痛感しています。
▼思わず息を呑んだほどの裏切り、それが次々に、総裁選の終盤戦で起きます。
NHKをはじめメディアが、不肖わたしについて「推薦人が集まるはずがない」と根拠無く印象づける報道を重ねてきたことが、国会議員にこそ浸透して、その効果として、裏切りが起きています。
▼国会議員の弱さにも、あらためて直面しています。
ご自分の地位を守ろうとすると、誰でも、弱くなります。
若手、中堅、ベテラン、閣僚経験者、それを問いません。
わたしは淡々と向き合います。
わたしが作家で無かったら、もう投げ出していたと思います。
作家とは、人の弱さ、哀しみと向かいあう仕事です。
▼「青山さんの8月23日の会見を動画で視ました。ほんとうに心が震えました」と話す現職議員が、そこから「ただ・・・」と声を落とします。
そのあとはー
▽ボス・親分・長老に別の人の推薦人になるよう指示されているから
▽派閥に言われているから
▽支持団体に指示されているから
▽後援会長に言われているから
▽ある候補者の陣営に「同じ府県なんだから、やれ」と、地域縛りをかけられているから
▽ある候補者の陣営に「○○大学 ( 地域の代表的な大学 ) の卒業生から総理になれば初めてなんだから、この県の国会議員は全員、この候補者をやれ」と言われているから
という、要は、しがらみの話になります。
そのしがらみは、日本国民全体とも、日本国の命運とも、まるで関係がありません。
引き剥がされた議員も、引き剥がしの前に決まっていた議員も、等しく、例外なく、この「ただ・・・」が付きます。
物凄い人数の議員を、こつこつと歩いて回ってきました。
そのあいだに、公務を果たすために、アフリカとインドも回ってきました。
日本に帰ると、国民がわたしたち議員に貸してくださっている議員会館の一室で、来る日も来る日も、この「ただ・・・」を聴いています。
それでも辛抱強く話します。
しかし一度、「ただ・・・」が出ると、もうオシマイ、国も国民も吹き飛んで、日本がんじがらめ党の議員である正体が顔を出し、もはや動きません。
▼そのなかで『反回想 わたしの接したもうひとりの安倍総理』が届きました。
ところがその写真を撮る時間すらありません。
きょう、この凄まじい日程のなかでも主権者のみなさんへの発信の責任を果たすため「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」の動画を収録します。動画はここでアップされます。
そのとき手に取って、ご紹介できるでしょう。
総裁選が煮詰まるにつれ、安倍さんの遺志について、作られた話がどっと広められています。
わたしはこの証言の書で、静かに、ほんとうのご意思をお話ししたいと思います。