On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2024-09-05 03:12:18
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
Comments (0)

【中国の侵犯行為をめぐる動画について追記しました】  日本がんじがらめ党総裁選 【その6】 「論戦だけはやらせない」という強固な権力の意思を感じました


( 日章旗と、輝く笑顔です。
 その日章旗のもとに明記されているように、the People of Japan 日本国民、日本の民衆の援助で、貧困層を救う医療施設がインドで立派に機能しています。同じ日章旗と表記をアフリカの医療施設でも、みなさんと一緒にこのブログで見ましたね。
 この女性は、恵まれた階層の出身ながら、貧しい人々が無料で医療を受けられる施設で献身なさっています )


( この地下鉄が日本の援助で開通するまでは、インドでは女性が安全に働きに行くことができなかったそうです。
 地下鉄の構内には、日本語まで登場して、日本の支援が明記されています )


( 恐ろしいテロに襲われてきたのも、インドのもうひとつの現実です。
 地下鉄に試乗する日本の国会議員を、こうして武装警護が守ってくれました。
 わたしの専門分野のひとつが、対テロを含む国家危機管理ですから、このあと地下鉄のテロ防止についてすこしやり取りをしました )

▼さて総裁選は、きのう9月4日水曜、朝から夕方までずっと、「え、この人が、こう変わるのか」ということが次から次へと続きました。
 もはや何も驚きません。
「青山さんをあくまでも大切な、絶対に欠かせない総裁選候補と思っていますが、ただ、私自身は○○にこう言われてしまいまして・・・」

 支援団体、後援会、地元の府県議会の幹部、派閥、長老、次の選挙の公認、そして地域縛り、学閥縛り、ありとあらゆる「しがらみ」を使って、自由民主党議員がわたしの推薦人にだけはならないようにする、推薦人になる意思をどんなに熱心に持っていても署名は絶対にさせない、青山繁晴の推薦人になるという署名はさせないことを保証するために突如、違う候補に署名させる。
 まさしく、がんじがらめの動きが、きのうほどどっと溢れた日も無かったですね。
 9月12日の総裁選告示が迫ってきているためです。

 わたしは痛感したのです。
『これは・・・減税を唯ひとり掲げるわたしが、総裁選の舞台に上がって、減税を言わない他のすべての候補と論戦すること、そのものを、絶対に阻止するという権力の意思だ。なるほど、こうやって出てくるんだ』

 きのう突然、現職の幹事長が、総理と共に仕上げたはずの「防衛増税、それから子供子育て支援金という名の社会保険料引き上げ」を撤回し、「増税はしない」と掲げましたね。
 これを政権の内部に聴きました。
 すると「青山さんが、8月23日金曜の記者会見で『財務省と対峙して、減税を行います』と言ったことの影響です。せめて増税しない、ぐらいのことは言わざるを得なくなった」
 これはもちろん褒めてくれているのではなくて、逆です。
 恨み節にも聞こえました。

 わたしは『増税しない、まではどうにか言えても、減税だけは絶対に言えないんだなぁ。それが財務省とのお約束だ』と良く分かりました。

▼わたしは淡々と、こつこつと、戦い続けます。
 夜、「選挙ドットコムちゃんねる」というネット番組のスタジオに行き、フリートークを収録しました。
 今ほんとうは、消費減税をぐっとやり易くなっていて、それだからこそ財務省は、減税論議が総裁選で起きることを、強く、ほんとうに強く警戒しているということを話しました。

 またMCの鈴木さんが新刊の『反回想 わたしの接したもうひとりの安倍総理』について興味津々で聴いてくださいました。
 わたしはこの暮夜、この書こそ安倍さんの意思であり、歴史の意思であり、安倍さんとともに安倍さんを越えていくわたしたち愛国者の意思であることを、実感しています。

▼主権者への無条件の発信は、どんなときにも、続けます。
 中国による日本の空や海への侵犯について、ここで述べています。「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」の第798回です。
 ショート動画も、ここで続いています。

▼青山千春・東京海洋大学教官は、まもなく日本を資源のある国にするための調査航海に出ます。
 ぼくが選挙のときは、不思議に、乗船にぶつかります。
 最初の参院選のときは、安倍総理に断りの電話をかけようとするぼくに、「後悔しますよ」のひとことを残して、JAMSTEC ( 海洋研究開発機構 ) の調査船「かいめい」に乗船していきました。
 乗船中は連絡もとれません。
 8年前のあのときは、ぼくがおのれの人生を壊して、出馬を決意するだけで済みました。
 今回は、とっくに出馬を決意して動いているのに、それを覆そうとする既得権益と苦闘を続けています。

 実はぼくは、これを前進だと考えているのです。
 抵抗のない戦いなど、本物の戦いではあり得ません。
 また不屈の戦いに、終わりはありませぬ。





 
  • 前の記事へ
  • 記事の一覧へ
  • 次の記事へ
  • ページのトップへ

 

コメントは原則非公開です。それをご理解のうえ、投稿してください

名前
タイトル
メールアドレス
コメント
認証入力
画像認証 CAPTCHA Image 画像変更

※入力欄はすべて必須です。
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。
※文字化け等の原因になりますので、顔文字の利用はお控えください。

もう一度、コメントがすべて「原則非公開」であることを確認され、投稿ボタンを押してください。

  • ページのトップへ