On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2024-09-07 03:29:58
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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日本がんじがらめ党総裁選【その10】  新総理による「ぼくらの官邸」の提案


( 撮影 青山繁晴 )

 国会は、国会議員のものではなく、国民のものです。

 民間で安全保障、国家危機管理、外交、資源の専門実務に就きながら、そう考えていました。
 そのまま国会に入ったから、「国会議員は国民の代理としてほんとうは何をしているか」、それが主権者のみなさんに初めて具体的に分かるよう、ささやかに努めてきました。
 自由民主党の朝の部会に参加し発言して政府と議論し、それをそのまま主権者に動画で伝えるのも、その一環です。
 総裁選においても同じです。
 信頼関係にもとづく秘は永遠に守りつつ、わたし自身の動きや考えは、ありのままに主権者に明らかになるよう努めています。

▼きのう9月6日金曜は、朝、「虎ノ門ニュース」にて総裁選の実像が主権者に理解されるよう努めてから、議員をひとりひとり回っていきました。
 ひとりひとりの議員の苦悩や迷いに、気がついたら相談に乗っていたりします。
 わはは。

▼感嘆するのは、三浦麻未公設第一秘書ら、議員会館の青山繁晴事務所のがんばりです。
 私設秘書ゼロ、公設秘書3人だけの態勢ですから、公務に加えて総裁選対応が乗っかるというのは、半端な負担ではありませぬ。
 しかし気負いも気落ちも余計なものは何も無し、わたしの考えに沿って、倦まず弛まず一緒に努力してくれます。
 そして学生インターンの増野優斗くんも、一緒に戦ってくれています。
 もう一人の女性の学生インターンは、みごとに第一志望への就職を実現して、先日、みんなでお祝いをしました。
 増野くんは、まだ学生生活のまっただ中ですから、総裁選の現場も、まさしくインターンとして貴重な経験をしていると思います。



▼きょう、ついに発刊です。
『反回想 わたしの接したもうひとりの安倍総理』・・・第1刷と、発刊前に増刷となった第2刷が、きょう9月7日の土曜から全国の書店に出ます。
 発刊が偶然 ( ほんとうです ) 、総裁選のさなかになり、しかも総裁選が水面下で過熱している現実があるために、修正というより配慮を加えた第3刷が9月12日木曜の発刊です。 ( この第3刷までが発刊前の増刷です )

▼書籍は、出版社から、関係先に謹呈本が贈られることがあります。 ( わたしからでは無く、版元からです )
 それを読んでくれたある議員から、即座に、手紙が届いて驚きました。
 これからの人生も、政治活動も変わるという趣旨が生き生きと書かれてありました。

 しかし、それでも、しがらみがあってわたしの推薦人にはなれないわけです。
 ま、それはいいじゃないですか。
 わたしは最後の最後まで淡々と、フェアな、ほかのすべてと同じ努力を続けるだけです。

▼主権者のみなさんへの無条件の発信も、何も変わらず続けています。

 新しい総理がその気になれば、国民にコスト負担が何もなく、新しい国営放送がつくれます。
 いま問題のNHKは、国営放送ではなく公共放送です。
 日本に無い国営放送・・・総理の哲学と行動、国の施策をそのまま飾りなく主権者に毎日、伝えるための国営放送を創れます。

 公共放送とは別に、民主主義国家の理念にもとづく国営放送が必要であることについては、参議院の総務委員会で当時の総務大臣に質問しました。
 いきなりの質問ではなく、ルール通りに、早い段階で質問通告をしての問いかけです。
 答弁は、不明確でした。
 民間時代から親交のある大臣でしたから、委員会が終わったあとに苦情を言われました。答弁しにくい質問をしないで欲しいと。

 それはその大臣、国会議員のお考えなので、わたしはみずから総理になって、国営放送を実践したいと考えています。
 このことを「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」最新動画で話しています。
 増野優斗くんが奮闘するショート動画はここです。

★さてさて、みなさんはきょうの土曜日、ごゆるりと休まれてくださるよう祈ります。
 わたしへの不満、怒りがこのブログに、増えています。総裁選に臨むまえに予想いたしていたとおりです。みなさんのせっかくの週末が、そうした不満で曇ることを心配しています。
 わたしのことなど忘れて、ゆったりされてください。
 ご心配は無用です。忘れられているかどうかは無関係に、責任をもって、国民の代理として何も変わらず働きます。

 きょうの土曜も仕事のかたは、代わりにゆっくり休める日があることを、こゝろから祈っています。
 突然に申しますが、わたしのいちばん好きな人間像のひとつが、映画『スティルウォーター』に現れているひとりの労働者です。
 わたしは描きたい。
 世に埋もれている人間像を、こつこつと日本語の文章で、描きたい。





 
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