2025-01-09 00:15:47
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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親指の戦い
▼いまアメリカの首都、ワシントンDCの空港にいます。
写真を見て、「あれ? これはガンジーでは? 青山さんはインドに行ったの? カナダとアメリカの北米大陸じゃなかったっけ」と思われたかたも、いらっしゃるかな。
そうです。
マハトマ・ガンジーです。
今回、カーター元合州国大統領のご遺骸に正式に弔問を致しましたが、ご遺骸が安置されていたカーターセンターに向うチャーターバスの出発場所が、西暦1968年に暗殺されたキング牧師の記念センターでした。
ジョージア州は、ノーベル平和賞を受賞したカーターさん、黒人の人権獲得に道を拓いたキング牧師、ふたりのヒーローを産んでいるわけですね。
そのキング牧師の記念センターの入り口に建立されているのが、このガンジー像なのです。
非暴力運動という共通項があったからです。
僭越ながら、不肖わたしのガンジー師への考え方は、キング牧師のそれとはすこし違う側面もあるのですが、人のために生きて死したというところはガンジーさんもキングさんも見事に同じですね。
▼まもなく日本へ飛び立ちます。
先ほど、「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」の海外スマホシリーズの収録、その6本目を終えました。
今回も極めてタイトな日程なので、6本を収録できたのは、主権者のみなさんの情報力アップに、ほんのささやかなりに寄与できたかなと、ちょっとだけホッとしています。
日本から北米大陸へ出発する直前に、右手の親指の爪から、どうやらバイ菌のようなものが入ったようで、鋭く痛んでいました。
北米大陸で次々に日程をこなすうちに、どんどん痛みが増し、親指は第一関節から上が真っ黒に変色しました。
内心で「日本へ帰ったら、第一関節から上の親指を切り落とすことになるのかなあ」と考えていました。
しかし出張の日程は、多くの関係者の努力で練り上げられたスキマのないものです。
変えることはできません。
当然の責務として、最後まで完遂しました。
▼このさなかに、「せっかくアメリカに行っているのなら、予定を変えて、この要人に会え」という主権者の書き込みがありました。
お考えは分かります。
ただ、それをやれば、わたしは責任の放棄です。
そして「○○さんがネットで、青山はガス抜きだと言っている。これを説明してくれなければ、なになにします」と仰る書き込みも散見されます。
わたしがモノを申すのは、石破総理のように強い権力をお持ちの方に対してです。
○○さんは、強い力をお持ちではありません。「〇〇さんこそガス抜きの存在ではないか」と、同じネット情報( 青山はガス抜き説) を見た方から、逆の趣旨の書き込みもありました。
わたしは、もう一度申します、強い立場の人にだけ、モノを申します。
それ以外は、事実に反することを言われても、いちいち弁明しません。
そのような、身を守るための時間は使いません。
こうしてパソコンに打ち込む時、右手の親指でエンターキーを押すので、烈しく痛みます。
しかしきっと、日本に帰れば自然に治ると考えています。
親指さんがきっと、身代わりに、今回、戦ってくれたのです。