2025-04-02 03:15:03
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
Comments (0)
オールドメディアはこのようにして破滅する

▼不肖わたしが代表を務める、派閥ならざる新しい議員集団の「護る会」 ( 日本の尊厳と国益を護る会 ) は、軍艦島をめぐるNHKの虚報とそれを利用した韓国の反日プロバガンダについて、島民のかたがたを長期にわたり支援しています。
NHKが誤りの一部を認めた調停 ( 東京簡裁 ) と、それに基づく稲葉延雄NHK会長が島民のかたがたに謝罪することを、いずれも島民のかたがたと共に実現しました。
▼護る会は現在、消費減税のうち特に石破総理もいったんは国会審議で言及した「食料品の消費税の見直し」について議論することを準備しています。
また、石破総理が「80年談話」を断念する代わりに意欲的とされる「先の大戦の検証」に対峙することについても準備しています。
そして選択的夫婦別氏 ( 別姓 ) の導入に反対し、同時に、旧氏 ( 旧姓 ) の使用拡大と不利益解消の強化にも取り組んでいます。
▼このエントリーを書きあげる時間がなかなか見つからないうちに、もう、おとといのことになりました。
4月1日火曜に、護る会81人 ( 全員が自由民主党の衆参両院の現職議員 ) のうち国会審議の隙間など時間の都合がついた9人が法務省を訪れ、鈴木馨祐法務大臣に、提言を手交しました。
その際は、取材がオープンでした。
提言書は、護る会のいつもの民主主義によって拡大執行部会や総会、さらには持ち回り総会を開いて合意を形成し、完成しました。
前文と8項目の提言から成り、別氏の導入反対、同時に旧氏使用の不利益解消、そのいずれも明確に打ち出しています。
【※ この提言は、鈴木法相に手交したのと同じものを、このエントリーの末尾にアップしています。ご一読ください】
▼そのあと、取材陣が退出し、法務大臣との意見交換をおこないました。
代表のわたしは提言書手交の際に発言しているので、原則としてわたし以外の護る会議員が全員、限られた時間のなかでも発言できるよう配慮しました。
▼そして実際に、全議員がそれぞれ大臣に問題提起をしました。
できれば「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」の動画で、アクセスが少なくても紹介したいですね。
▼鈴木馨祐法務大臣は、予想をはるかに超えて、明確な考えを護る会に対して示されました。
「両論があるので、うかつなことは申しません」ときちんと仰ったあとに以下を明言されました。
「戸籍 ( 制度 ) と家族のあり方を守ることが大切です」
「そのことは、自由民主党内でも大きな違いは無いと考えています」
そして「パスポートをめぐるトラブルは気になります」と仰いました。
「これがキモです。 ( 問題は ) ほぼそれだけだとも言えます」
いずれも、重要な大臣発言です。
意見交換が終わったあと、大臣は、護る会代表としてのわたしに、大臣発言のうちひとつだけを挙げて「あれは記者ブリーフで言わないようにしてください」と仰いました。
それは、上記の発言とはまったく別の内容です。
わたしは、これを信義に基づいて永遠に秘とします。ただし、あくまで手続き的なことに関する発言です。現職閣僚としての立場上、公表できないという意味です。
▼護る会と鈴木法相との意見交換が終わったあと、法務省の地下へ向かい、そこで記者団に対するブリーフィングを行いました。
事前に法務省と合意したうえでの、ブリーフィング実施です。
わたしは共同通信政治部の記者時代に、法務省を担当したことがあります。
当時の梶山静六法相が、共同通信の取材をすべて拒否するという事件がありました。それを修復するために政治部長から「今の法務省担当では修復できない。青山くん、行ってくれ」という話があり、総理官邸の担当から異動したのでした。
朝の5時から梶山法相の議員宿舎の前に立つということから始めて、憂国の士でもあった梶山さん ( 現在の梶山弘志・元経産大臣のお父さん ) とはむしろ深い信頼関係を築きました。
そこで取材の焦点を法務行政に移し、法務検察の留置施設にどんな被疑者が入っているかまで取材に行きました。他の記者は決して行かない場所です。それは地下にあります。
したがって、記者ブリーフのために降りた地下は、とても懐かしいエリアでもありました。
記者ブリーフのために法務省が用意してくれた部屋は、もちろん留置施設とは関係ありません。
そもそも留置施設は、法務省サイドではなく検察サイドの地下にありました。
▼なぜ、記者時代のことを書いたか。
記者ブリーフで直面した記者のみなさんのたった今の現実、そしてその結果、報道されたその内容をみて、『メディアにはもともと宿痾のような課題があったが、今は、やむを得ずオールドメディアと呼んだ通り、破滅の淵に瀕しているな』、『質の高い公正な報道、主権者への良き情報提供がない民主主義社会は、ほんらいは立ちゆかない。主権者のみなさんはもはや、オールドメディアのあり方に関心すら喪いつつあるが、ほんとうは重大な事態が進行している』と考えているからです。
まず、鈴木法相の前述の重要な発言を、法相が「これだけはブリーフィングで言わないでください」と仰ったこと以外は、法相の立場に充分に配慮しつつ正確に紹介しました。
集まった記者はみな、若手でしたが、そのひとりが「つまり法相は、選択的夫婦別氏を導入すべきだと言ったんですね」とわたしに問いました。
わたしは耳を疑いました。
耳を疑いましたが、「それは、あなたが勉強不足か何かで、誤解していますね」と真っ直ぐ指摘しました。
法相は「現在の戸籍と家族のあり方が大切」と仰ったのです。
そしてパスポートの問題に触れられたのは、まさしく旧氏 ( 旧姓 ) 使用の不利益解消のことです。
しかも、解消すべき不利益が膨大にあるという考えを示されたのではなく、いちばん重大な問題はパスポートの問題などに絞られるという考えも明示されました。
▼なぜ記者は真逆に受け止めたのでしょうか。
法務省担当を含め18年9か月の記者経験から、さらにはたった今、若手記者の多くと接している現場から、ありありと分かります。
キャップ、デスク、あるいは部長から「選択的夫婦別氏の導入で行け」と言われているから、あるいは会社のその雰囲気を出先の記者が強く感じるから、でしょう。
わたしが「勉強不足か何かで」と記者に聞いたのは、厳しくみえるでしょうが、実際はむしろ和らげて聞いたのです。
そして、護る会が提言をまとめた経過に拘る質問もありました。
わたしはありのままに「護る会は81人いますから、少数ではあっても別氏制度に賛成の人も居ます」と明らかにしています。そこで、無理に別氏反対論でまとめたんじゃないかという方向へ引っ張りたいのでしょう。
いいえ、違います。
国会議員はそれぞれ自律した意見を持つべきです。80人を超える議員が居れば、当然、少数意見もあります。その意見を述べる機会を最大限確保したうえで、強行手段は一切とらず、この合意を達成しています。
さらに、落胆したのは、報道ぶりです。
報道ぶりはもちろんまったく自由です。その自由と自由に基づく自律は極めて大切です。同時に、客観報道であるのが、生命線です。
せっかく法務大臣が仰った重要な発言を正確に報道陣に伝えたにもかかわらず、それをどこも完全無視したのも、バイアスの掛かった姿勢だと言わざるを得ません。
これがオールドメディアの自滅に確実に繋がっていくでしょう。
「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」の最新放送のひとつ(これ)でも、テレビ局の深刻な問題がいま追及されている芸能エンタメ部門だけではなく、あろうことか報道部門にも長く存在し続けているという赤裸々な現実を明らかにしています。
▼最新放送をもうふたつ。
ひとつはゆうべのアップです。ここで、消費減税をめぐるリアルな情況を主権者のみなさんに伝えています。
もうひとつはこれです。習近平国家主席の中国がウイグル人らに強いている臓器の取り出しとそれを赤の他人に移植するという恐ろしい臓器ビジネスが、いくらほどの収入を中国政府にもたらしているかを、おそらくは世界で初めて述べています。
▼さて、提言を下掲します。