2025-04-17 03:31:58
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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やれることを日々、淡々と、深く ( 参院選東京に左翼とされた候補を擁立することはやはりありませんでした )
▼おととい4月15日火曜の早朝、国会議事堂近くの自由民主党本部に、アメリカの共和、民主両党に属する上下両院の議員団がやって来ました。
党の外交部会、外交調査会の合同会議で、自由民主党の衆参両院議員と意見交換をするためです。
党大阪府連会長となって4か月近くの今、複雑にして重い公務の重なり具合が極限とも言える情況にあります。
しかし・・・国会議員となって民間専門家の時代のように海外に行けません。自主による海外出張という点だけが同じで、行く機会は激減です。
「大臣、副大臣、政務官でない限り、原則、国会議員は国会開会中の海外渡航禁止」という日本国会に居る以上、これは避けられません。
そのなかで、トランプ大統領が烈しく揺さぶる日米関係を議論できる場ですから、仮眠ゼロのまま早朝に党本部に入りました。
▼今回も遠慮なく、通訳を挟まず英語で直に米国の議員に問いかけました。
たとえば、トランプ大統領が「日本ではアメリカの車が1台も走っていない」と仰っていることについて、「不肖わたしは下手なレーシング・ドライバーでもあります」と言って米国の議員らを和ませてから、手厳しく反論しました。
わたしはフォードをはじめアメリカ車にもよく乗っています。海外でレンタカーを使うことも多いからです。
スイスのレンタカー屋さんで「日本人にはレンタカーを貸さない。右ハンドルしか運転できなくて、特に右左折で正面衝突の事故を起こすから。まして雪道など無理に決まってる」と言われて、A級ライセンスを見せると即、貸してくれたこともありました。
欧州では、モータースポーツに敬意があるからですね。
レンタカー屋さんなども日本並みに整備能力があり、アメリカ車の欠点も理解した上で整備してくれていることがあるので欧州では使いやすいです。
しかしアメリカ車は、その欧州でも、特にガソリン車は人気がありません。売れてないのは、日本だけじゃ無いのです。
フォードのマスタングなど一部車種だけは根強いファンがいますが、全般には、とても売れているとは言えません。
トランプ大統領はこれをご存じなのでしょうか。
それを含めて、ユーモアを交えながらも、アメリカの産品の現実を具体的に指摘しました。
▼朝早いですが、自由民主党側の議員も参加は多かったです。
同じ朝に国会議事堂の分館で、参院環境委の理事会と委員会が始まります。わたしは内心でヒヤヒヤしつつ時計とにらめっこでした。
国会、特に自由民主党は時間に徹底的に厳しくて、委員長が理事会や委員会に1分どころか10秒でも遅れたら、ただちに進退問題になるだけではなく国会が止まります。
遅刻の理由は一切、関係がありません。
ありのままに申せば、野党の議員の遅刻や不在は日常的にあります。
しかし野党でも、委員長のそうしたことは聞いたことがありません。
わたしはふだん、国会審議も党の部会も極端なほど早く行っています。
ただし行政官 ( 官僚 ) に迷惑にならないように常に気を配っています。この個人ブログはいつも「早く行ったら、役人に迷惑になるじゃないか」という書き込みが来ますが、実際のことをご存じないだけですね。
ちなみに、環境委員会は、わたしが委員長になってから理事会の開催時刻が早くなっているそうです。委員会は定刻にしか始まりませんが、その前に開かれる理事会は、理事の全員が集まれば、早めに開くことができます。
そのため議論に余裕が出ます。
行政官 ( 官僚 ) はわたしに、ニコニコしながら「青山委員長が早く来るので、みなさんの集まりも早いです。助かります」と仰いました。
▼実際と食い違うネット投稿は、参院選東京の2人目の候補者擁立問題でも、そうでしたね。
このエントリーでお伝えしたように、噂の候補の擁立はありませんでした。
筋金入りの左翼とみられていたご本人が、みずから、左派思想をどれほど浅い動機で持っていたかを語られ、ネットではまず見ない自由民主党の評価をされていることを知り、『ひとを固定観念だけで見るのは、やはり違う』と内心で考えました。
▼先日、参議院の決算委員会の理事から「質問に立って欲しい」と要請されました。
わたしは、自由民主党の若手の委員長経験者が「委員長は質問できない」と仰っていることもあり、かなり驚きました。
三浦麻未公設政策秘書らが事務当局や国会対策委員会と連携して調べてくれた結果、例は非常に少ないけれども可能は可能だと分かり、要請に応えて質問に立つことが決まりました。
このエントリーに、秘書さんが書いてくれた傍聴募集があります。
しかし委員長でいるあいだ、今後とも、質問機会は非常に珍しいと考えます。国会は前例主義ですから。
すこし大袈裟に申せば貴重な機会ですから、よろしければ、主権者のみなさんの崇高な権利として、傍聴にお出でください。
▼いつでもどこでも無償、無条件の発信をやめません。
「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」の最新は、ゆうべここにアップしています。
わたしは、かねてから「トランプ大統領の本心は3選狙いだ」と申してきました。
その「本心」が現実に、露呈しました。
では、それは実現するのかを、読み解いています。
ショート動画はここに続々と並びます。
トランプ大統領の高関税を、この数十秒で、解明を試みています。
石破総理の方は、なぜこれほど減税を嫌がるのか、それはここです。