On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2025-08-18 21:21:26
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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【推敲しました】  いま治安の悪化も指摘されるアルバカーキ(米国ニューメキシコ州)の夜明けに、おのれの『何も知らなかった』顔と、懐かしい三浦麻未・公設政策秘書の元気な顔を見ました


※このブログの時刻表示は日本時間のままです。
 実際はアルバカーキの8月18日月曜の夜明け前に、このエントリーを書き始めました。時差は実に15時間あります。気候も治安も何もかも、大きく違います。

▼この地に来る途中、北欧フィンランドの首都ヘルシンキで、市中の地下にひろがる核シェルター、特にロシアからの核攻撃に備えるシェルターを専門家として丁寧に、つぶさに調査したあと地上に出ました。
 そこで見かけた、ウクライナの国旗です。

 ただ何となく掲げられているのではありません。
 ロシアとスウェーデンによる陰惨な侵略に長く苦しんできたフィンランド国民の歴史が、背景にあります。
 いまロシア軍が「ウクライナの軍事施設に絞って攻撃した」と真っ赤な嘘をつきつつ、ただの市民のアパートをドローンで群がるように攻撃して赤ちゃんまで殺していることを、我がことのように深く悲しみ、苦しみ、懸命に支援しようと掲げている、国旗です。

 そのことは、今回の自主による地球一周の出張で、フィンランド政府の高官らと核セキュリティをめぐって議論しているときにも、ありありと感じられました。

▼わたしはこのあと、ヘルシンキから南ドイツの中心都市ミュンヘンに飛びました。
 そのミュンヘンから、今度は遠く大西洋を渡って、アメリカ合州国のど真ん中、デンバーに向かわねばなりません。
 ところが日本国外務省のある総領事館が「乗り継ぎ時間が短いので(なんと)20万円を払って、貴賓室を使ってください。乗り継ぎ手続きも、荷物の扱いも格段に迅速、安全、確実になりますから」と強く勧めてきます。

 そこで泣く泣くこの大金を払いました。
 もともと自主出張で非常に資金が苦しいのです。
 しかも与野党の旧来の政治家たち、すなわちこんな自主出張など考えたことも無い人たちが「国民が求めるから」と称して、旧文通費を廃止してしまいました。
 自分たちの旧文通費の使い方が間違っていたのにもかかわらず偽の正義で廃止してしまった。
 そのために、諸国の政府機関、軍、治安当局による「訪問の事実が外に晒されてしまうなら、青山さんと議論したくても、今後は・・・」という反応にも苦しみつつという出張です。
 20万円はどれほど痛いか。

▼しかし、その「貴賓室」という日本語では大袈裟な話になる小部屋に入り、出発まで時間は無かったのですが、主権者の知る権利のために、短めの「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」の動画を撮りました。
 それが、日本時間で8月18日月曜の夜9時台に公開、アップされました。

 確認のため、珍しく、このアルバカーキでそれを視たところ、疲れが顔に凝縮されているだけではなく、マサカ荷物が行方不明になるとはまったく想像もしていない顔なのです。

 いま、荷物を喪っているために、ちょっと想像できないほどの困難に直面し、かつ自分たちにも重い責任があるにもかかわらず空港の現場にすらなかなか行かず、遠隔操作で「荷物をちゃんと探しています」と称する日本国外交官に、怒髪天を衝きつつ、こんな、何も知らなかったおのれの顔を見るのは、みなさん、たとえようもなく辛いです。

 この動画は、「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」の5年の歩みで、初めての悲しく辛い動画です。

▼あと13日で発刊となる『やさしく夜想の交叉する路』の文庫を、ここで予約する人がほんの少し増えていることを考えて、気持ちを奮い立たせようと・・・
 いや、ただただ主権者と国益のためにこそこうやって戦う新しい国会議員の姿を、あとに続く三浦麻未・公設政策秘書や学生インターンの増野優斗くんや、若きも老いも関係なく志を持つ同胞に、何があっても見せるんだという変わらない気持ちでこそ、きょうも踏ん張ります。

 まもなく早朝にちいさなビジネルホテルを出て、核セキュリティの超がつく機密の詰まったサンディア国立研究所を訪ねて、日本国参議院議員、参議院環境委員長として堂々と、議論してきます。





 
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