On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2025-08-25 22:26:02
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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【ひとりの物書きとして怒りを感じましたが、それを鎮めて書き直しました】  ある誤読

ひとつ前のエントリーで、わたしが「味方の足を引っ張るのはもはや控えていただいた方がいいですね」と記しているのを、「石破総理の足を引っ張るなと言っている」と解釈をなさって、わたしを問題視なさっている人が居ます。
 曲解に、驚きました。
 日本語に信を置く作家として、憤りも感じました。
 しかし、怒りを鎮めました。

 ここは前後の文脈からして、「権力の味方ではなく、民の味方であろうといつも努めています不肖わたくしの足を引っ張るのはもはや、それぐらいにしてはいただけないでしょうか」と読む以外に、あり得ないでしょう。

「文脈」という言葉が、日本社会では、あるいは一部の同じ日本人のあいだでは、もう死語になりつつあるのかとも懸念します。
 この人が外国人である兆候は、かなりの長文の書き込みの中に、ありませぬ。

▼ネット時代に日本人の読解力ががくんと落ち、しかも「ほんとうにこの解釈なのか」とみずから考え直すという、いわば人間としての節度もおそらく失われて、いきなり批判をぶつけてこられる。
 このような日本社会になり果てていることに、もはや悲しいことに慣れています。しかしそれにしても、これはちょっとショッキングですね。

▼ブログを書くのも、本を書くのも、動画で話すのも、もはやためらわれます。
 それであっても、主権者のみなさんへの発信をやめてはいけませんね。





 
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