On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2025-10-08 01:10:25
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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日本初の原子力潜水艦の保有、そして、かつて日本の国防力を支えた工廠の再生・・・これらが自由民主党の部会で議題になる日が来るとは画期的です




▼きのう10月7日火曜の朝、自由民主党本部の7階で開かれた国防部会です。
 1階のロビーや4階の幹事長室の周辺は、高市新総裁による党執行部人事でオールドメディアが押し寄せ、たいへんな騒ぎでした。
 しかし写真にあるように部会が開かれた一室は、いつもの、真剣な議論がおこなわれました。

▼部会で提示された有識者会議の報告書には、VLS (垂直発射のミサイル発射管 ) を持った「次世代動力の潜水艦」つまり原潜、それから、かつて戦艦大和などを産み出した工廠 ( 政府が経営する工場 ) の再生に触れた部分があります。
 いずれも敗戦後の日本で初めてです。

 論点は、このふたつ以外にも重大な幾つかはあります。
 しかし、質問したい議員は多いので、わたしは自分の発言時間を短くするため原潜に絞って防衛省に問いました。
 その質疑は、きょう10月8日水曜の公務のあいまに、なんとか収録する予定の「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」で話すつもりです。

▼実はこの収録より、ショート動画の収録のほうが、ぼくには負担なのです。
 時間的な負担は、本篇と言うべきふつうの動画のほうが遙かに大きいですが、そのために撮り直しができません。もともと公務のわずかなスキマ時間を狙って撮るので、そんな時間はつくれないのです。
 したがって、良くも悪くも一発勝負です。

 ところがショート動画は、1分以内に収めるのが基本ですから、ちょっと上手くいかないと撮り直しになります。
 子供の頃からの性格として、一発勝負はむしろ楽ちんで、何かを話すのもカンペとかはまったく要りません。
 だけど、同じ事をやり直す、繰り返すというのは、本音としてはキライです。

 同じ事を繰り返すこと、それから、待つこと、いずれも深い意義はあるなぁと思い、ちゃんとやります。
 現にいつでもやっていますが、こころのなかでは苦手です。
 新しいことに果敢に取り組むこと、待たずにこっちから動くこと、それは好きですね。

 しかも、ショート動画は、複雑怪奇な問題をわずか20秒から50秒で、わかりやすく、深く、正確に語れというのですから、たいへんです。
 しばしば撮り直しになります。
 したがって、MCの学生インターンの増野優斗くんに、不平をブーブー言います。
 しかし、われらが優斗くんは、まるで、まったく、めげません。
 凄い漢 ( おとこ ) です。
 明日も、まずこのショート動画から撮ります。みなさんのためと、優斗くんの無償の志、熱意に応えるためです。
 
▼それにしても、10月28日に発刊となる新しいノンフィクション『絶望を撃つ』は、第1部の原稿を書きおろすのも、第2部の対論を含めて全部のゲラ ( 仮印刷 ) を何度も繰り返して見直すのも、ほんとうに辛かった。
 ありのままに言うと、血を吐く思いでした。

 深く敬愛する正岡子規の「子規」は、血を吐くホトトギスという意味であると少年時代に知って、ショックを受けたのですが、それを思い出しました。

 衆参両院の選挙で負けた総理総裁が責任を取らないという奇怪な政局、それに続く総裁選、そのさなかに何度も何度も『絶望を撃つ』の本の完成度を高めるために完全な徹夜を繰り返し、さすがに身体が本気で怒ってしまって、身体からの警告のつもりなのか、顔がパンパンに腫れて治らないという事態に陥っています。

 明日の収録も、その顔をみなさんに晒します。


▼このノンフィクション『絶望を撃つ』、いきなり予約が好調なんですね。
 たとえば、こことか。ベスト100に入っています。

▼ところが、同じく心血を注いだ小説『やさしく夜想の交叉する路』は、早くも下り坂を転がり落ちています。
 この暮夜に、心境は複雑です。

 ・・・ぼくの心境はどうでも良いので、みなさんの高市新総裁への期待が、決してしぼんだりしないように、水面下で努めています。続けます。


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