On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2006-03-07 15:13:40

3月は「書く」季節にしたいな





 徹夜明けです。
 独研の社長室で徹夜をするのは、もちろん日常茶飯事です。

 まず、未明3時45分に、配信が遅れている会員制レポート『東京コンフィデンシャル・レポート』のうち、1本を配信しました。

 配信のために、こんな時間まで残ってくれていた総務部員に、こころから感謝しつつ、彼女をタクシーへ送り出し、ぼくは、独研のワシントン駐在員から送ってきた安全保障に関する報告書ドラフトのチェックに入りました。

 いま午後3時まえ、まだ、それが終わらないんだなぁ。
 早く終えて、東京コンフィデンシャル・レポートの、仕上げ直前の数本を早く完全に着地させて、辛抱強く配信を待っていてくださる会員のみなさんへ、配信したいっ。

 3月は、年度末ということもあって、すこし講演のペースは穏やかになる。
 年度末だから、独研が政府や自治体、企業から受託している平成17年度の研究プロジェクトがすべて、報告書の提出締め切りを迎えます。
 その執筆と完成に、独研をあげて取り組んでいるけど、同時に、質の高い東京コンフィデンシャル・レポートを1本でも多く配信し、そしてノンフィクション、フィクション両方の書きかけのままの原稿を、なんとか完成させて編集者に渡したい。

 書いて書いて書きまくって、桜の季節を、みんなと晴れやかに迎えたいナァ。


 写真は、2月、海外出張のシーズンをとりあえず終えるときの写真です。
 中東出張の最後に、アラブ首長国連邦のドバイを再訪し、たいせつなヒヤリングンを重ねたあと、同行した研究員と短い時間だけ、街を歩きました。
 そのときに見つけた、砂漠色のカフェで、研究員が撮ってくれました。
 この研究員は、民間企業からの研修生です。素晴らしい経験になったと思います。

 ぼくの腰かけている緑の長いすに、赤いぼんぼりのような飾りがあるのが、分かりますよね。
 その飾りの向こう、壁のところに、何かがうずくまっているのが、分かりますか?
 これはね、猫。
 ペルシャ猫じゃなくて、アラビア猫ですね(冗談)。

 このカフェでお茶を飲んで、歩いてホテルに戻り、そこからすぐに空港へ出発、このニッポン国への8000キロの帰途につきました。


  • 前の記事へ
  • 記事の一覧へ
  • 次の記事へ
  • ページのトップへ
  • ページのトップへ