On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2023-09-16 02:25:18
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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「きょうは、おまけして、考えてください」とは死んでも申しませぬ


( 不肖わたしが代表を務める、派閥を超えた新しい議員集団である「護る会」~日本の尊厳と国益を護る会~は、89人になりました。今回の内閣改造人事で新しく経産副大臣に就任された岩田和親代議士~佐賀1区、現在は比例九州ブロック~が、護る会の慣例通りに、みずからの自由意志で入会されました。
 岩田さんは、わたしがこれまで自由民主党の経産部会長代理を務めてきたときの、経産部会長です。中小企業政策に明るく、誠実で堅実なお人柄です。
 護る会は依然として、組織としての勧誘は一切、行っていません。すべて国会議員の自由意志による入会です。
 なお、わたし自身は政府入りを致しませぬ。 )

▼厳しいサブサハラ ( サハラ砂漠以南のアフリカ ) への公務出張から、9月10日の日曜夜に帰国して、きのう9月15日金曜まで、正直申して、なんとも苛酷な日程が休みなく続いてきました。
 帰国後に、いったん倒れるという、自分としてはまさかの情況になりました。
 一晩なにもしないで居ただけで、朝には自然回復したというところまでは、このエントリーでいつも通り、ありのままに記しました。

 ところが、連日のシビアな日程で、躰は再び怒りの叛乱を起こしました。何度も、珍しいその叛乱を起こしましたが、公務と仕事の日程はすべて予定通りにこなし、加えて、家族との約束も完遂しました。

▼今夜、ふと思うことはふたつあります。
 ひとつ。
 ぼくの周りのひと、現在のぼくに公私のどちらかで関係しているひとはみな、ぼくを不死身だと思っているらしいということです。

 だから、アフリカ深南部から帰国直後だろうが何だろうが、委細構わず、日程が目白押しなわけですね。
 そしてぼくの性格にある最大の欠点は、頼まれたら嫌とは言えないことですから、日本にとって良いと思う日程はすべて受け容れ、またその人、あるいはその人たちにとって良いと思う日程も受け容れます。
 受け容れた瞬間から、全責任はぼくにありますから、躰が必死の抵抗や叛乱を起こそうが何をしようが、力を尽くしきって遂行します。

 ぼくをなぜか不死身と思っている人は、周囲の人や、知己とは限りません。
 まったく存じ上げない方々から、連日連夜、この地味なブログにコメントをいただくわけです。そのうち苦情と要求が95%ぐらいとかつて申しあげて、「びっくりした」という反応を少しだけいただきました。
 実は、それがもっと加速しています。今は98%ぐらいが苦情と要求です。
 日本の内外のありとあらゆる問題、そのかたにとって不満と怒りの対象になっている事柄について、ぼくに苦情と要求が来ます。

 それは、まさしく光栄なことです。
 同時に、ネットも繋げない情況からネットが楽に繋がるところ、たとえば深夜の自宅に戻って、ブログのコメント欄を開くと、思いも付かないような分野も含めて、ありとあらゆる苦情と要求で埋め尽くされているのを見ると、少なくとも見た瞬間は、重いものがのし掛かる感覚が起きます。
 そして、その感覚はすぐに消えて、何かこの無役の身で、できることは無いか自然に考え始めます。

▼もうひとつ。
 なるほど、ほかの国会議員は、いやほかのどんな人でも、ぼくのような愚かな生き方はしないはずだなぁと実感するのです。

 たとえば・・・ 
 きのう9月15日金曜は「帰ってきた虎ノ門ニュース」の生放送に参加しました。
 朝8時ちょうどから放送開始ですから、番組から送られてきたニュース項目案をチェックし始める時間、それから自宅を出る時間、いずれもとても早い朝です。
 この体調不良では、いささか辛かったですね。

 かつ、この番組への参加について、たとえば青山千春博士は強い反対です。秘書さんの中にも積極論はありません。
 なぜか。
「帰ってきた虎ノ門ニュース」を支える人々から、元の虎ノ門ニュースでどれほど陰惨な中傷誹謗づくりが行われていたか、その側との軋轢の結果どのように番組が終わったか、それらが明かされました。公正な、勇気ある証言だったと思います。
 ある関係者は、ご自分がぼくからある種の被害を受けた被害者を装うよう強制されて悲しく苦しかったことを明かされ、その「被害」なるものが「青山さんのまったく知らない事実無根のこと」だったとも、勇気を持って話されました。
 ぼくは、かなり驚きました。
 同時に、こうした勇気を、こゝろから評価します。
 また、個人攻撃はしないぼくなりのささやかな原則は、いささかも変わりません。

 一方で、「そういうおかしなことに一切、関わらない方がいい。青山繁晴は、そうしたことと無縁なんだから、巻き込まれるべきじゃない」という強い反対意見も、当然のこととして、ぼくの周りに起きました。
 青山千春博士が「帰ってきた虎ノ門ニュース」への参加に反対なのも、それが理由です。

 ぼく自身は、「帰ってきた虎ノ門ニュース」の関係者の公正と勇気に応えるために、反対があっても、この体調で早すぎる時間帯が負担でも、迷いなく、参加しています。
 にんげんは友情こそが大切です。
 奮起して「帰ってきた虎ノ門ニュース」を始動なさったみなさんに、友情を感じています。

 ところが、そうやって番組に参加しても、少なくともこのブログに来るコメントで見る限りは、反応はごくわずかです。
 それであれば、ふつう国会議員は、さっさと番組参加をやめるでしょうね。

 一方、自主制作の「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」の動画は、第1回放送から3年と2か月で、視聴回数は2億4千万回を超えています。チャンネル登録も、あっという間に51万人を超えています。
 みなさんの志に、こころの底からの敬意と感謝を感じています。

 ただ、アフリカ出張に関する動画 ( ここここ ) は、いずれも視聴が伸びないままです。
 日本の主権者は、遙かなアフリカにも、国会議員本来の海外出張のあり方にも、いずれも関心がそう強くないという証左かも知れません。
 そうであれば、野党にも、自由民主党議員にも、5回の予防接種がそもそも必要なアフリカへのODA調査出張に手を挙げる人が居なくて、危うくアフリカ方面だけ、主権者の血税を投じたODA ( 政府開発援助 ) への実態調査が行われないことになりそうだったのも、あらためて、良く分かります。

 苛酷な出張には行かず、帰国後すぐに主権者に報告するための動画収録もせず、それから政府批判もしないで、派閥からカネもポストも質問機会も回してもらって政府入りし、大臣や副大臣や政務官になった方がよっぽど良い、ということに普通なりますよね。

 わかるよなぁー。
 ただし、だからといって、ぼくはその生き方はしません。
 少年時代に友だちと「Z団」を結成し、自宅の国旗掲揚台に画用紙の旗を掲げて、紙の旗に驚いた近所の人の知らせでおふくろが裸足で飛び出してきたときから、今に至るまで、生き方は何も変わりませぬ。
 わはは。

▼さて、この恐ろしい週もようやく週末に入ったわけですが、きょう9月16日土曜こそ、もっとも苛酷な日程、独立講演会です。
 4時半半ほどを立ちっぱなしで話し、志あるみなさんと対話し、大量の質問にも答えていく唯一無二の会です。
 しかし「きょうは、アフリカ帰りの体調が悪いままなので、オマケして聞いてください」とは、エントリーのタイトル通り、絶対に申しませぬ。
 いつもと変わらない独立講演会を、今回の会場の東京ビッグサイトで必ず、実現します。

 ところで、こうしている間に次の独立講演会、10月22日の日曜に神戸で開く第143回独立講演会は、申し込みが伸び悩んでいるそうです。
 ブログでのお知らせも、なかなかできませんでしたからね。
 無条件の公開情報では申せないことが山のようにあります。
 限定条件を受容してくださるかたには、それをお話しすべきだと考えています。よろしければ、ここに情報があります。気持ちが決まっているかたは、を押してください。

 なにもかも苦しい現状です。しかし、それはみなさんと同じです。
 献金を受け取らない、動画のスポンサー料も受け取らない、後援会も作らない、パーティも開かない、完全無派閥で派閥からの支援ももちろん皆無です。そのために資金も致命的に苦しいです。しかし、みなさんの財布も苦しいのです。

 作家としても、安倍さんの暗殺後を見通すノンフィクション新刊の原稿が止まったまま、10月発刊予定の新書がぎりぎりの仕上げの段階で、急停止してしまっています。
 倒れつつ這うように公務を果たしている現況ですから。

 ぼくが屈することはありませぬ。
 天に呼び戻されるまでは。
 報いなく無駄に死ぬ人生を、おのれが引き受けたのです。

 では、独立講演会でお目にかかれるみなさんとは、今日の午後、予定通りに間近にお会いしましょう。




 
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