2024-08-16 01:34:32
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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その樹は語る
▼みなさん、こんばんは。
日本は8月16日の未明の闇が深まる時間帯です。
きょうは、京都の五山送り火の日ですね。
ぼくは記者時代に6年のあいだ、家族と京都に住んでいました。送り火を準備する山に登って汗を拭きながら取材もしたし、家族と送り火を見ながら、文字通りに先人の魂をお見送りする気持ちで、幼かった子供たちと祈ることもありました。
あす17日の土曜に、その京都で独立講演会をおこないます。 ( 次回の9月16日の東京、総裁選の直前はここ )
話者のぼくが居ないわけにはいかないので、台風に備えて、もう関西に入っています。
抽選を通過して独立講演会に参加される主権者のみなさん、17日に無事に会場に入られるために、どれほどの苦労をなさっているでしょうか。
こゝろから心配しています。
ちなみに、ぼくは一時期、『もしも総理になれば独立講演会は無理ではないか』と考えていましたが、この頃、『いや、工夫をすれば続けられる』と考え始めています。
しかしいずれにしても、独立講演会の運営は独立総合研究所 ( 独研 ) の専権事項です。8年前の初選挙の最中に自ら決心して独研を去り、創業者株も返上したぼくには、権限がありません。独研に干渉もしません。内心であれこれ、心配もしながら考えるだけです。
さて、写真の樹をご覧になって、何か感じられますか ?
この写真だけでは分かりにくいですよね。
ぼくは、現地でこの樹を見上げながら、『不思議だなぁ。なんとも言えず、アフリカっぽい』と感じていたのです。
樹の肌のぬめった感じ、どことなく奇妙な枝ぶり、しかしゆったりとした大木の佇まい。
遙かなアフリカが今、目の前にあるという感覚が体内に入ってきました。
ここは中部アフリカのカメルーン共和国の農村です。
▼日本のJICA ( 法によって設置された国際協力機構 ) の専門家が、コメ作りを指導なさっている現場です。
▼自由民主党で ( 票にも利権にも繋がらなくても ) アフリカに関心がある議員団と、現地入りしている日本の専門家、外交官ら、プラスアフリカのいわば代表のおひとり、その勢揃いショットです。
長靴に履き替えて、現場を歩きました。
日本との時差は、8時間遅れ、現地は今、きのう8月15日の夕方から夜に入っていくところですね。
良質な食糧の確保、農地を潤す水の確保、それから、農村でも都市でも蔓延する恐ろしい感染症の超克、動物と自然の保護・・・アフリカの重い課題はいずれも、ぼくら日本人を含めた人類の課題です。
▼この樹は、その苦悩するアフリカ、そして広大無比なアフリカを、もう一度申します、なぜか体現しているように感じられるのです。
では、日本の樹は ?
▼ぼくにとって、日本は樹のバラエティが世界でもっとも豊かな国に見えます。
「もうひとりの安倍総理」と対話するのは、この木陰でなくてはなりませんでした。
ぼくは、どの自著もすべて、表紙の原案をみずからデザインします。
『反回想 わたしの接したもうひとりの安倍総理』でもそうです。よろしければ、たとえばここで予約なさって、実際にこの木陰に、一緒に入りませんか。
苦闘の夏に、みなさんも、安倍さんの魂も、不肖の書き手&国会議員のぼくも、ともにこゝろが木陰に入れるようにと、ほんとうに願いながら原稿を仕上げたので、思わず、表紙もこのように致したのです。
▼総裁選をめぐる、たった今の現況はどうか。
このエントリーで、ちょっと大袈裟な表現ながら予言したとおり、岸田総理の不出馬は、わたしの超がつく異例の出馬について情勢の著しい悪化を招いています。
岸田総理の不出馬は、既得権益のチカラが今後も残るように、存続できるように、非常に巧みに仕組まれたものだということも、急速に分かってきました。
そのなかで、主権者のみなさんの応援は最大の支えです。
それから、二十歳の学生インターン、増野優斗くんが実はこまめに連絡してきてくれることも、大きいのです。
彼にはお盆休みも何もありません。
このショート動画、正直、面白い。
優斗くんの工夫のおかげです。
( ※ このエントリーは「ぼく」と「わたし」が混在しています。あえて、そうしました。不統一ですが、できれば理解してくださればうれしいです )