On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2024-08-27 05:11:18
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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【ある議員の地元について追記しました】  総裁選をめぐるNHKの報道ぶりに、いかにもNHKらしい、いくばくかの変化があります  インドへの公務出張にまもなく出発します  総裁選における現職閣僚のあり方への問題提起でもあります


( 8月23日金曜の記者会見を、記者席から見ればこうなります。三浦麻未公設政策秘書の撮影です。
 記者会見の様子はここで無条件にご覧になれます )

▼きのう8月26日月曜あたりから「NHKニュース7」にわずかな変化があります。

▽わたしだけを排除した「総裁選出馬の一覧表・顔付き」を出さない。
▽立候補を表明した自由民主党国会議員の人数、およびその立候補表明の順番 ( 「●人目の立候補表明」 ) に関するアナウンスもしない
・・・という変化です。
 わたし自身もできるだけ「NHKニュース」をチェックするようにしていますが、戦う学生インターンの増野優斗くんが徹底的にチェックしてくれています。

 わたしは『あ、これがいつものNHKのやり方だった。いわばステルス変更だ。報道内容を変更しても、決して、変更したことを視聴者・国民に知らせず、素知らぬ顔をして変え、なおかつ、これまでの内容が悪かったとは絶対に認めないというやり方だ』と気づきました。

 わたしは引き続き、NHKへの正式抗議を準備し、法曹関係者と告訴について協議しています。

「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」の最新放送「総裁選 大成功のNHK」 ( これ ) で、ありのままに、公平を期して解説しています。
 二十歳の学生インターン、増野優斗くんの戦場であるショート動画 ( ここ ) でも連続、総裁選であらわれる日本の問題に取り組んでいます。

▼まもなくインドへ出発します。
 参議院の「政府開発援助 ( ODA ) 沖縄・北方特別委員会」から正式にインドへ派遣される、公務出張です。
 生活に苦しむ国民から、疑問の声も増えている政府開発援助 ( ODA ) をめぐり、インドへの援助の現場を現地で調べ、インドの担当閣僚らと直に議論します。かつての英国植民地として英語圏ですから通訳を挟む必要もありません。

 わたしは今回の総裁選で、岸田総理がみずから任命なさった閣僚に対し、実質的に「活動フリー」になってしまう指示を出されたことに問題を感じています。
 正確には、岸田総理は「議論フリー」を仰っただけです。
 ところが実際には、複数の閣僚が、公務より総裁選の選挙活動の方を遙かに優先させている実態にあります。
 オールドメディアは、公共放送のNHKを含め、この深刻な問題に一切、触れていません。

 たとえば、第三次世界大戦の兆しすらある危機的な中東への公式訪問が、この8月下旬に行われるはずが、担当閣僚が議員会館の部屋に籠もって「電話作戦」 ( 関係者の証言 ) をなさっているために、中止となりました。
 わたしの中東の知己 ( 諸国の政府当局者 ) はことごとく、強い憤りをわたしに内々に語っています。ぶつけてきます。

 わたしは評論家ではありませんから、アンチテーゼ ( 逆提案 ) を身体を張って行うしかありません。
 そこで、総裁選が佳境に入っている現在にあえて、インドへ向かいます。
 苦しいですが、いつでもどこでも世界、国民生活、文化を忘れてはならない国会議員にとって、必要な行動だと考えています。

▼日本国民の窮状を打ち破るための「逆提案」のひとつが、『反回想 わたしの接したもうひとりの安倍総理』の刊行です。
 9月7日の発刊前に、予約段階で、たとえばアマゾンの全書籍第1位になっています。今朝の5時過ぎに、ここで見ました。読者・国民のみなさんに深く感謝しています。
 そして発刊前に、3刷となりました。3刷では、現在の総裁選の過熱ぶりを考え、候補者について安倍総理が言及なさっているところを修文する予定です。このエントリーで記したとおりです。

▼わたしは、推薦人集めについて、現職閣僚らの「電話作戦」がそもそも、主権者のみなさんに選ばれた国会議員と、何より、主権者のみなさんご自身に対して失礼だと考えています。
 効率が非常に悪くても早朝から夜まで、こつこつと歩いて、自由民主党議員にお会いして回っています。お会いすれば、お願いより何より、日本国民を苦悩からどうやって解放するかについて丁寧に議論しています。

 きのう議員会館の部屋にお尋ねした、中堅のホープである議員が、走ってきたと思われる荒い息で、こう仰いました。
「推薦人になってくれと、沢山の候補から依頼が来るけど、すべて電話です。会って話したいと言ったのは、青山さんだけ。いま地元に張り付いているのですが、青山さんの誠意に感激して、青山さんと会うためだけに地元を出て、上京して、こうやって議員会館にいま、着きました」
 この議員の地元は、東京から遠い北陸地方の一角です。
 わたしは、こゝろの底から感動しました。
 たまたまお気に入りのスーツを着ていたので、思わずそれを上着から脱いで、この先輩議員にあげようとして、その議員に笑ってとめられました。あ、全国比例の議員だから、誰に何をあげてもいけないんだった。

 委員会などでずっと一緒に働いてきた議員です。護る会(日本の尊厳と国益を護る会) の一員ではありません。しかし現場で、わたしの仕事のやり方を深くご存じです。

▼産経新聞の、世論調査をめぐる最新記事にひっそりとこんな一節があります。
 原文のまま、ご紹介します。
「一方、党要職や閣僚を歴任してきた茂木敏充幹事長(68)や林芳正官房長官(63)、加藤勝信元官房長官(68)らは全体で閣僚経験のない青山繁晴参院議員(72)を下回った」
 ネガティブな書き方ですが、逆に申せば、閣僚を経験しないわたしが、「党要職や閣僚を歴任してきた」候補者の多くを世論の支持で上回るという、かつてないことを、紹介しているわけです。

▼参議院議員の和田政宗さんがわたしの総裁選出馬の選対事務局長を務めていることについて、「説明して」という書き込みがあります。
 はい、すでに、このエントリーで、意を尽くして説明しています。
 説明しても、その説明をご覧にならずに「説明を」という求めが来るのは、もはや、いつものことですが、よろしければ、そのエントリーをさらり見てくださるよう伏してお願いします。

▼いま、朝6時過ぎ、NHKはそのニュースで、わたしとあと3人の顔を並べ「立候補に意欲」と紹介しました。
 これが上述のNHKの「ステルス変化」です。
 NHKからは複数の内部告発も届いています。いずれも政治部記者、あるいは政治部記者の経験者です。






 
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