On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2024-10-15 02:22:02
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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主権者のみなさんだけが不肖わたしに、新しい、それもハイオクタン価の燃料を注入できます  そして15日の総選挙公示日の行動予定を公表します



▼総選挙が公示される前日の、きのう10月14日月曜・祝日、滋賀県の草津の講演会に行ってきました。 ( 草津は草津でも、群馬県の草津温泉ではありませぬ。琵琶湖のほとりの草津市ですね )

 3連休の最終日、京都駅は外国人ラッシュも加わって凄まじい情況でした。JRがオーバー・ツーリズムのこの現実に対処し切れていない、理不尽な出来事にも直面しましたが、駅をどうにかくぐり抜けると、草津の市議のかたがマイカーで安全に草津の会場に連れて行ってくださいました。

▼で、みなさん、「あれ ? 」と思われませんか ?
 講演で話しに行ったはずが、わたしが着座して、話を聴いていますよね。
 なぜ ?
 答えは次の写真です。



▼まず、地元選出の前代議士、護る会(日本の尊厳と国益を護る会) の一員にして農水副大臣の武村展英さんが「コメ不足がなぜ起きたか」について熱心に語られるのを、聴いていたのです。
「護る会は勧誘がないので、自分の意思で会員になりました」とも語られました。

 実は、主宰者の用意された「講演会の進行表」ではわたしはこの時間、控え室にいて、こうした来賓挨拶が終わってから入場し、講演に入ることになっていました。
 こういう進行になっていることは他でも多いです。講演者への配慮ですね。感謝します。

 しかしわたしは、最初から来賓のかたも、来賓ではないかたも、とにかく話を聴きたいのです。地元ならではの話がありますから。
 それに、特別扱いされて「入場」するのは、やや苦手です。わたしは、みなさんと一緒に考えるために来ているのです。

 そこで、主宰者のかたがたと相談して、来賓のお話を講演の参加者と一緒に聴くように変更していただきました。



▼武村前代議士の次は、元守山市長の宮本和宏さんです。
 国土交通省のキャリア行政官 ( 官僚 ) から、技監として滋賀県の守山市役所に出向したのを機に、市長を3期務められ退任、来年7月の参院選に出馬される予定です。
 来夏の参院選は、おそらく現在の総選挙よりも、自由民主党にとって困難な選挙になります。わたしは、この日が初対面の宮本さんにもそう申しました。
 それでも宮本さんは、ご自分の宣伝はまるでなさらず、不肖わたしの講演への期待を語って、降壇されました。謙虚なひとです。

 さぁ、わたしの出番です。
 エラそーに「入場」するのじゃなく、なんだかとても自然な、参加者席からの登壇となりました。



▼参加者は、ちょっと驚くぐらい超満員です。
 この地味な個人ブログにちょっと書いたのですが、そのあと一気に満員になったそうです。
 写真のいちばん奥、というか前に、ちっちゃく写っているのが、わたしです。始まってすぐ、いつものように舞台をひょいと飛び降りて、みなさんの中に入ってしまいました。

 ちなみに撮影は、川村香奈枝・公設第一秘書です。みなさんが議員会館の青山繁晴事務所を通じて、自由民主党の69年の党史で初めてのしがらみのない党員になってくださるとき ( ここです ) 、三浦麻未・公設政策秘書と一緒に対応してくれるひとです。
 いつも、いい視点で写真を撮ってくれます。



▼これもいつもの通りです。主権者に問いかけています。
 問いかけられた方はびっくりですよね。青山の野郎の話を聴きに来ているのに、いきなりその青山から逆に聞かれるのですから。
 わたしは、「わたしの言うことを信じてください」、「選挙の時は票を入れてください」と話しているのではありませぬ。
 日本の主人公は、みなさんです。わたしは国民の代理として国会に出ています。主人公のみなさんがご自分の頭で考えていただく時に、正しく参考になる材料を提供しているだけです。

 この若手の男性は、とても誠実に考え、そして答えてくださいました。



▼この時は、憲法9条最後の1行のほんとうの意味を、一緒に考えています。
 同胞である拉致被害者を救出するためにも、一緒に考えています。



▼急に涼しくなってきた昨今ですが、熱が入って、もう上着を着ていられません。
 もともと1年中、半袖なのですが、ここしばらくは寒くなるにつれ普通に長袖になっていました。
 しかし今年は、元の自分に戻って、ふたたび半袖が快適になっています。
 多分このまま真冬も半袖です。躰のどこかが自然に恢復した感覚があります。

 ちなみに、「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」の収録では、クールビズが終わってネクタイをするようになれば、自分は快適ではなくても、長袖を着るように努めます。
「背広の袖口から、裸の腕が見えているのはマナー違反だ」という指摘があったからです。そういう指摘が楽しいとは言いません。他にも、爪が伸びているとか、爪の下部の白い半円が小さいとか、あるいは髪の毛の分け目が右だったり左だったりするのはケシカランとか、たくさん来て、もちろん別に楽しくありません。
 しかし、秋冬のスーツのマナー、着こなしとしては、確かに清潔なシャツの袖口が見えていることが本来の正解だと思います。だから今年も、「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」の収録ではなるべく、そうしたいと思っています。

 その「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」は今夜も、ショート動画をアップしています。
 二十歳の学生インターンなのに、いつもビシッと紺のスーツにネクタイの紳士、増野優斗くんが、「いったいイスラエルは何がしたいのか」とネタニヤフ首相ではなくわたしを厳しく追及して、不肖わたしはこの期待の青年に数十秒で答えています。これです。



▼若い人、わたしよりもおそらく先輩の人、女性、男性、そして近在だけではなく遙か遠くの他府県からも来てくださいました。
 ベテランの男性、若い女性、わずか2問ですが、質問にも生でお答えできました。
 魂からの国造りを、わずか150年前の幕末という国家存亡の危機の時代と同じく、ふたたびやろうぜ。その一体感いっぱいに、講演を終了しました。



▼みなさん、わたしの鬱屈を吹き飛ばしてくださって、こゝろの底からありがとうございました。
 何が、吹き飛ばしてくれたか。
 みなさんの眼の輝きです。
 世代も性別も考えの違いも何もかも超えた、眼の輝きです。

『反回想 わたしの接したもうひとりの安倍総理』を持ってこられて、机に出しておられるかたがたがびっくりするぐらい多かったのも、内心で救われました。
 深い感謝が湧きあがりました。
 よろしければ、ここか、あるいはここを通じて読んでくだされば、正直、それもハイオクの新燃料であります。

▼さぁ、きょう10月15日火曜の夜が明ければ、午前8時半から、立候補の受付が始まります。
 総選挙の公示です。わたしにとっては、応援遊説の一気の開始です。

 ・・・ということなのですが、知友でジャーナリストの西村幸祐さんの要請で、YouTube文化人放送局「復刊 ! 激論ムック」というネット番組に、初めて参加します。わたしはこの放送を一度も視たことがありません。

▽13:00~13:30 一般公開ライブ
▽13:30~14:00 メンバー限定ライブ(一般公開は翌日)
▽14:00~14:30 メンバー限定ライブ(一般公開は翌日)
 この予定で、台本無しでやるそうです。

▼それが終わると、次のように動きます。
▽15 時 00 分 ~ 16 時 00 分 JR王子駅 北口ロータリー
 主役は、高木啓前代議士 ( 護る会事務局長 ) わたしは上記の予定のために、すこし遅れて参加の見通しです。

▽18 時 00 分 ~ 18 時 30 分 京王線若葉台駅 北口ロータリー
 主役は、長島昭久前代議士 ( 護る会メンバー、総理補佐官 )

▽20 時 00 分 ~ 20 時 30 分  ( 台東区上野の辻清人事務所 )
 主役は、辻清人前代議士 ( 外務副大臣 ) 。街頭には出ず、辻さんの動画で辻さんと対談するそうです。
 街頭じゃないから、20時を過ぎても問題ないと思います。

★王子駅と、若葉台駅は、よろしければどうぞお出でください。天気は今のところ、秋晴れの予報です。生で話します。
 辻さんのは、動画をどうぞ。URLは今、分かりません。分かればお知らせします。





 
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