On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2023-11-25 10:02:00
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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【追記しました】  みなさん、NHKはこうやって日本国の国会議員の存在を消し去ります  日本の自前資源の可能性も消し去ります  具体的な証左です





▼この2枚は先日の「日本海連合」のフォーラムの写真ですね。
 このエントリーですでにお見せしました。
 一度アップした写真をなぜ、もう一度アップするか。

 このフォーラムを放送したNHKの報道では、見事に、わたしが居ないことにされているからです。
 画像でも、記事内容でもそうです。
 画像は、NHKの公式サイトにあります。フォーラムが開かれた富山のローカル放送の内容ですね。
 ここにそれをアップして、上掲の写真との違いを一目瞭然で見ていただきたいです。
 しかし、著作権の問題がありますから、やむを得ません、ここのNHKサイトを見てください。
 みなさんもわたしも受信料を払っているNHKの報道内容です。
 最初に出てくる画像の、右下にある矢印を押すと、動画が動きます。

▼動画は、わたしの座っている位置は切り取り、しかし、誰が誰とも分からない遠目のショットは2回入れて、わたしの存在をカットしたのでは無いという雰囲気を醸 ( かも ) し出したいかのようです。
 しかし動画を最後まで視て、かつアップされている記事を読むと、はっきり意図的に排除していることがよく分かります。

 わたしはフォーラムに参加するだけではなく、指名されて、日本の自前資源開発にとって決定的に重要なことを申しましたし、そもそも「日本海連合」の発案者です。 ( このエントリーを参照ください )
 それでも、存在自体、参加自体、発言自体、すべて無かったことにされています。

 NHKは公共放送であっても、国営放送ではありません。
 したがって報道の自由は最大限、尊重されねばならないし、わたし自身、記者出身者として、あるいは世界を歩いてきて報道の自由の無い社会の恐ろしさを知っている立場として、常に、満腔から尊重しています。
 しかし、主権者の意思によって選ばれた国会議員がなぜ、ひとりだけ資源フォーラムに参加しているか、その理由がはっきりしているにもかかわらず、居ないことにするのは、公共性を著しく欠いていると言わざるを得ません。

▼NHKの放送は、青山千春・東京海洋大学特任准教授について、メタンハイドレート・メタンプルームという自前海洋資源の研究者・学者であるという事実を無いことにして、まるでカニ専門の水産学者のように勝手に変えて、放送もしました。
 それに抗するのが、きょう11月25日に発刊の「女よ ! 大志を抱け」です。たとえば、ここにあります。



▼まったく研究が取りあげられずに長い時を過ごしてきた青山千春博士本人はそれでも、とにかく公共放送が放送したことに喜んでいます。
 わたしはそこに哀しみも感じますが、青山千春博士の朗らかな受け止めも、みなさんの冷静なお考えも、ここで公平に、ありのままに紹介しています。
 一方で、NHKのありかたを参議院の総務委員会で問い、民間の専門家時代には総務大臣の諮問機関でNHKの国際放送のあり方を問うた立場から、ここで、まっすぐに問題提起を行いました。

▼公共放送NHKの問題は、敗戦後の日本の根本的な病と直結しています。
 それなら自前の放送で、立ち向かおうというのが、「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」 ( これ ) です。

 最新の放送は、国会の質疑で、いわゆる「与党のちょうちん持ち質問」を否定し、それを超えて西村康稔経産大臣に問うている現場です。
 ここにあります。

 敗戦後の日本の病根は、若い世代が戦いに加わって、すこし戦況が明るくなりつつあります。
 そのひとり、19歳の学生インターンがわたしにイキナリ質問を連発して、挑んでいます。
 不肖わたしは、その全質問に、数十秒だけで答え切っています。ここです。

▼最新刊の「戦 TELLーALL BOOK」は、総裁選のことだけではありませぬ。
 自由民主党の総裁選も、公共性を欠く放送内容で公共放送の扱いを法的にも受けているNHKも、すべて、日本が初めて敗戦を体験し、未体験だけに対応を深く誤ったまま今に至っていることの表れであり、それら凡てと戦うのが、まさしく下掲の「戦」 ( せん ) です。たとえば、ここを見てください。


▼NHKは、青山千春博士が大ファンである「チコちゃん」を視ても、日本国を地学と地政学から見直すことができる可能性を持つ「ブラタモリ」を視ても、音楽の使い方がとても上手です。
 そうした局としての才能を、報道番組にも活かし、自称リベラル、実態は左翼的な思い込みでカチカチになっている固い頭を、すこし柔らかくしたらいかがでしょうか。
 その自己変革を試みないまま、国民から受信料をとって恥じないのは、人間としてどうでしょうか。
 ね、NHKのみなさん。






 
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